モドリッチ&ラキティッチ1A、クラマリッチ2Gでウクライナに競り勝ったクロアチアがPO進出! 《ロシアW杯欧州予選》

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▽ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループI最終節の、3位・ウクライナ代表(勝ち点17)vs2位・クロアチア代表(勝ち点17)が9日に行われ、0-2でクロアチアが勝利した。この結果、クロアチアはプレーオフに進出することとなった。

▽首位奪還の可能性を残す両者の対戦だが、同時刻開催の首位・アイスランド代表(勝ち点19)vs最下位・コソボ代表(勝ち点1)でアイスランドの勝利が濃厚なため、実質的にはプレーオフ争いとなったこの一戦。この直接対決では、勝利したチームがプレーオフ進出濃厚、引き分け以下のチームは予選敗退が確定という状況だった。

▽絶対に負けられない試合に向けて、直前にチャチッチ監督を解任してダリッチ監督の就任を発表したクロアチアは、[4-2-3-1]を採用。GKにスバシッチ、最終ラインにヴルサリコ、ミトロビッチ、ロブレン、ヴィダを並べ、2ボランチにはバデリとラキティッチ、2列目にペリシッチ、モドリッチ、クラマリッチが入り、1トップをマンジュキッチが務めた。

▽試合の序盤はにらみ合いが続いた。クロアチアがピッチをコンパクトに使い細かいパスで崩しを図ると、ウクライナは厳しく身体を寄せて対応。カウンターの場面ではコノプリャンカを中心に、フィニッシュには至らないものの幾度か左サイドを侵攻し、ボックス内に圧力を加えていく。

▽ウクライナがやや押し込み始めると、24分にはDFのラキツキが敵陣浅い位置からロングシュート。得点とはならなかったが、豪快な無回転シュートがGKスバシッチを脅かした。細かい連係がうまく噛み合わないクロアチアはマンジュキッチをターゲットとしたフィードを多用し始めるが、好機を作り出すには至らない。36分にはモドリッチのフィードにクラマリッチが抜け出したが、トラップが乱れてGKに処理された。

▽ウクライナの時間帯が続いたものの、クロアチアが最後の場面で思い通りにはやらせず。試合はスコアレスで折り返しを迎えた。

▽後半に入っても、試合はややウクライナペースで進行されたが、均衡を破ったのはクロアチアだった。62分、敵陣浅い位置やや右でボールを持ったモドリッチが、鋭くカーブをかけたクロスを供給。ファーのクラマリッチが頭で合わせ、先制弾とした。

▽さらに70分、レアル・マドリーのMFが得点を演出してみせると、今度はバルセロナのMFが名乗りを上げる。味方のフィードに反応したラキティッチが、ボックス右にダイレクトでクロス。コントロールされたグラウンダーのパスは、再びファーのクラマリッチに渡り、この日2点目とした。

▽結局、ウクライナの反撃もむなしく試合はこのまま終了。クラマリッチの2得点で直接対決を制したクロアチアが、プレーオフに駒を進めることとなった。