ルクセンブルク代表戦とのワールドカップ予選を戦ったボスニア・ヘルツェゴビナ代表だが、しかしながらこの試合ではセヤド・サリホヴィッチの姿が見受けられなかった。

先日ハンブルクに加入したばかりのベテランMFだが、練習中にスネを裂傷をかかえたとのことで、33歳の誕生日となる日曜にすでにハンブルクへと戻っている。

攻撃的MFさらには左サイドバックでもプレー可能なポリバレントなサリホヴィッチは、ハンブルクに加入して以降はここまで3試合に出場しており、kicker採点平均4.33をマークしているところだ。


2010年夏に加入して以来、ハンブルクにて苦しいシーズンを戦いつづけてきたデニス・ディークマイアー。北部ドイツ出身の27歳は、kickerとのインタビューにて「ハンブルクへの移籍は子どもの頃からの夢だったんだ。フォルクス・パーク・シュタディオンでプレーすることがね」とクラブ愛を強調。「ここを愛しているのさ」と言葉を続けた。

なおそのハンブルクといえば、創設以来1度もブンデス2部に降格したことがないクラブでも知られているが、「いつか降格しないかって期待している人もドイツには多くいるのだろうけど、でも逆にこういった降格の危機を通じてファンからのサポートを強く感じているし、繋がりを強く感じているんだ。」と語っている。