世界の空港ラウンジ[08] Marhaba Lounge(T3-Concourse A)@ドバイ

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日本からエミレーツ航空に乗ると、確実に経由するのが、アラブ首長国連邦のドバイです。オーストリアのウィーンに飛ぶ際に、いくつかの航空ルートがありましたが、ドバイが面白そうだったので、エミレーツを選んでみました。

夜に成田から出発するエミレーツ機は、飛行時間約11時間でドバイに到着します。
ドバイでは早朝4時すぎ。さすがに各ショップには人がいません。

ウィーン行きはターミナル3のAゲートから出発なので、まずはターミナル3を目指します。しかし、自分が到着したターミナルの場所がよくわかりません。「Connection」の看板に従って移動し、なんとかターミナル3―Aに到着しました。

ターミナル3-Aでプライオリティパスが利用できる施設は、「Marhaba Lounge」と仮眠ができるカプセルルームの2カ所のみ。ラウンジは1カ所のみですので、次のフライトまでの約3時間をここで過ごすことにしましょう。ここは4時間まで滞在可能です。

ホームページ情報では、ラウンジへの入り口はゲートA2とA3の間にあるということなのですが、なかなか見つかりません! A2とA3の間のエアーサイドの通路を何度も往ったり来たりしましたが、それらしい看板もなく、困り果てました。

そこで、エアーサイドではなく、ターミナルの内側方向で探してみると、ようやくラウンジの看板が見つかりました。「Marhaba」は読めても、「ラウンジ」に当たる文字が読めないので、わかりにくいかもしれません。赤いゲートの奥がエレベーターになっています。

ラウンジ行きエレベーターは、「Le Pain Quotidien」というベーカリーカフェ(画像左側)の横にあります。この店を目印にするのがポイントです。

後で、構内マップで確認すると、たしかにA2とA3の間になります。赤丸の場所です。わかりにくいので、エアーサイドではなく、内側のフロアから探すことをお勧めします。

エレベーターに乗り、ようやく受付に到着しました。受付のシステムはどこも同じで、プライオリティパスと搭乗券を提示すればOK.。

フードカウンターはコの字型に置かれています。好きなものをセルフで取りましょう。

サラダバーはコンパクトですが、中東らしく、豆のペースト「フムス」がありました(画像の右上のボウル)。

サンドイッチ、ミニサイズケーキなどのスイーツ類。ケーキはありきたりのものです。カシューナッツのバクラバ風菓子が美味でした。バクラバは中東のお菓子です。

ロール状のラップサンドイッチが気になったので食べてみたところ、なぜか甘い! 外側がパイ生地っぽくて、ホロホロします。これは、もしかしたらバクラバの一種?塩味のサンドイッチと思って食べると、軽くショックかもしれません(笑)

豆のペースト「フムス」はあっさりしていますが、豆ですからお腹に溜まります。

ホットミールも用意されています。ここでぜひ食べたいのは、もちろん中東系フード。ベジタリアン用の春巻きなど、色々と用意されていました。

ベジタリアン用のピロシキ風(左)と、ラグビーボール型のコロッケ「kibbeh(キッビ)」。

キッビ(左)の中には豆がギッシリ入っていました。こんな料理、初めて!

シリアル、パン、デニッシュ、マフィンなど、あれこれ取り揃えてありました。

ナツメヤシの実のドライフルーツ「デーツ」も中東らしいですね。種はキレイに取り除かれています。プレーンとアーモンドサンドの2種類がありました。

プレーンタイプはよく見ますが、アーモンドを挟んだタイプは初めて見ました。このデーツは、空港内のショップでもお土産用の箱入りで各種売られていました。

コーヒーを飲んだら、オリエンタルな不思議な味。でも、おいしい。「アラビカコーヒー」だそうです。持ち手のないカップに注ぎます。砂糖を入れると飲みやすくなると思います。

大きなペットボトル入りのソフトドリンク類や水はカウンターに並んでいますが、缶ビール、缶ジュース、アルコール類は、カウンターの中にいるスタッフにお願いします。

早朝ですが、ビールを注文。4種ありましたが、地元ビールはなく、すべて輸入ビールです。アルコール度数3.5%のオランダのライトビールにしてみました。

せっかくなので、白ワインも頼んでみました(笑)。フランス産のシャルドネ。ちゃんとしたワイングラスに注いでくれます。赤ワインはよく知っている豪州産の「DB」。

天井が高く、吹き抜けになっているため、開放感があります。

座席、テーブルもたくさんありました。

電源ソケットのターミナルもありました。早速充電しようと思いましたが、ソケットの形状が違うことに気付きました。この時の目的地はオーストリアですから、コンセントはCタイプ。ですが、ドバイは3ピンBFタイプ。USBポートで電源を取れればいいのですが、コンセントのみ。これは困った…。

そこで、受付カウンターのお姉さんのPCのUSBポートで充電させてもらえないか?とお願いしたところ、快諾いただけました。乗り継ぎ地のコンセント形状も要チェックですね。

ラウンジがピカピカですから、トイレもキレイです(女性用)。

手洗いエリアも広くて清潔なので、歯磨き、洗面も安心してできます。

外を見たい方は、エアーサイドを見下ろせるテーブル席がオススメです。この下のフロアが、ゲートA2とA3になります。

 飛行機が停まっている姿も見られます。

ここのラウンジでは中東系のフード、スイーツがユニークでおいしいので、ぜひローカルなものにチャレンジしてください。

▼Marhaba Lounge(Terminal3-Concourse A) ―Dubai International

営業時間:24時間毎日.
所在地:ターミナル3 出発階 コンンコースA、エアーサイドA2とA3の間の上階フロア
利用条件:エミレーツ、カンタス航空コードシェア便の利用者限定/最大4時間まで/ラウンジ内は禁煙だが喫煙室あり/2歳未満の子供は無料で同伴可/子供用プレイルーム
設備:ソフトドリンク/アルコール類/軽食/テレビ/新聞&雑誌/シャワー/Wi-Fi/インターネット/エアコン/フライトインフォメーション/車椅子利用可

※リポート内容は2017年5月時、ラウンジデータは2017年10月現在のものです。

 

(取材・文/綿引まゆみ

わたびきまゆみ/ワインジャーナリスト

ワイン専門誌や料理系雑誌での記事執筆をはじめ、日本ソムリエ協会webサイトのコラムなどを執筆。ワインセミナー、トークショー、海外のワインコンクール審査員など、幅広い活動を行なっている。チーズプロフェッショナル、ビアソムリエ、コーヒー&ティーアドバイザーの資格も所有。スイーツ好き。