先発した試合では2戦連発中のFW浅野拓磨

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 危機感をピッチで表現する。8月31日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(2-0)では日本代表を6大会連続6回目のW杯に出場に導く貴重な先制点を決めたFW浅野拓磨(シュツットガルト)だが、「常に危機感を感じている。W杯出場が決まったところから競争は始まっているし、競争を激しく感じる。自分のプレーを表現して、100%でやらないと、生き残っていけない」と力を込めた。

 ここまで国際Aマッチ14試合に出場しているが、うち11試合が途中出場。そのプレースタイルからもスーパーサブとしての起用が多いが、10日のハイチ戦(日産ス)はオーストラリア戦以来、3試合ぶりとなる先発の可能性もある。

「途中から出て良い選手で終わらず、最初から出て、自分のプレーを最初から最後までやり通す力を付けないといけない。それがアピールにもつながると思うし、しっかりアピールしていきたい」

 自信の裏付けもある。代表で先発したのは昨年6月7日のキリン杯決勝ボスニア・ヘルツェゴビナ戦(1-2)、同9月6日のタイ戦(2-0)、そしてオーストラリア戦の3試合だけだが、タイ戦とオーストラリア戦でゴールを決めており、先発試合は2戦連発中だ。

 対戦相手のハイチは情報も少ない“未知”の相手だが、「僕個人としては常に(相手の)イメージを強く持って臨むより、ピッチでどう感じるかによって何をしようか考えてピッチに入っている」と不安はない。「ゴールにこだわって、勝利のためにゴールに絡みたい」。先発試合3戦連発で自分の価値を知らしめるつもりだ。

(取材・文 西山紘平)