FW杉本健勇はハイチ戦で代表初先発なるか

写真拡大

 ラスト1年からのアピールでW杯メンバーを勝ち取った前例はある。13年7月に行われた東アジア杯。国内組で臨んだ同大会では実に10人の選手がA代表に初選出され、そこからFW柿谷曜一朗やMF山口蛍、FW齋藤学、MF青山敏弘が翌年の14年ブラジルW杯メンバーに名を連ねた。

 8月31日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦、9月5日の同サウジアラビア戦で日本代表に初選出され、サウジアラビア戦に途中出場してA代表デビューを飾ったFW杉本健勇(C大阪)。報道陣から4年前の柿谷らと状況が似ていることを指摘されると、「僕も思っていた」とうなずいた。

 当時もC大阪でチームメイトだった杉本と柿谷。「僕の記憶だと、(柿谷は)予選に出ていなかったけど、W杯の最終メンバーに入ったと思う。自分もほとんど同じ状況にある」。13年7月の東アジア杯で3ゴールを挙げ、大会得点王に輝いた柿谷はそのままザックジャパンに定着。一時は1トップの定位置もつかみ、ブラジルW杯でも2試合に途中出場した。

 3歳年上の先輩が4年前にたどった道を歩むべく、杉本も目の前の試合で結果を出すことに集中している。10日のハイチ戦では国際Aマッチ3試合目の出場で初先発となる可能性もあり、「親善試合だけど、しっかり見せたいし、結果が欲しい。(柿谷と)同じことになるかは分からないけど、最後まで残っていけるようにやっていきたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)