CBの底上げを強調するDF吉田麻也、ハイチ戦は「たくさんの選手をテストできる最後になる」《キリンチャレンジカップ2017》

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▽日本代表は9日、翌10日に日産スタジアムで行われるキリンチャレンジカップ2017のハイチ代表戦に向け、最終調整を行った。

▽トレーニング終了後、DF吉田麻也(サウサンプトン)がミックスゾーンで取材陣のインタビューに応対。センターバックの底上げを強調するとともに、情報の少ない相手との試合に向けたポイントを語った。

◆DF吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)

──ハイチについては

「(映像を)見ましたけど半年やっていないらしいので、少し古いですね」

──フィジカルとかスピードが特徴のようだが

「ガタイが良い選手が多かったり、身体能力が高そうな選手は映像で見てとれました。チームとしてどう機能しているのかなという感じです。エクアドルとの試合を見たんですが、エクアドルが良く見えたので、ちょっと判断しかねます。材料が少ないですね」

──相手の材料がない分、ピッチの選手の対応力が試される試合になると思うが

「やってみないと分からないと思うので、ゲームの中で展開を考えて対応していかなくてはいけないですし、ワールドカップでもプランとは違う展開になることもあると思います。大きな大会になればなるほど外からの声も届きにくくなるので、選手間で問題をいち早くピッチで解決する能力も必要になって来ます。そういった部分でも、明日は良いテストになるのかなと思います」

──吉田選手が出場していない試合はここまでの予選含めてない状況だが、若い選手にどんなことをしてほしいか

「多分この試合がたくさんの選手をテストできる最後になると思います。次の2試合(ブラジル戦、ベルギー戦)はベストメンバーで行かなくてはいけないと思いますし、3月もそんな余裕はないかなと思います。ある意味これがラストチャンスだと思うので、全員が自分が持っているものを出してアピールできる試合になればいいなと思います」

──ニュージーランド戦では槙野選手も鬼気迫るプレーをしていたと思うが、他の選手からも感じるか

「特に隣でプレーしていたので、槙野選手からはそういった気持ちというのは試合を通して感じました。ただ単に、お笑い担当ではないんだよという意思は感じました(笑) 他にも久々に出たヨッチ(武藤嘉紀)もそうですけど、すごくみんな高いモチベーションでやれていると思います」

──植田直通(鹿島アントラーズ)や昌子源(鹿島アントラーズ)には底上げしてもらいたいか

「ずっと言っていますが、センターバックは底上げが必要だと思います」

──センターバックと考えると吉田選手との連携も必要だと思うが

「今いるメンバーでは、(昌子)源とはもうやっていますし、槙野くんとも久しぶりですけど良い感触でやれました。ナオ(植田直通)とはまだやっていないですが、それは監督が決めることなので、僕は何とも言えないです。色々なシチュエーションを考えて、想定して、テストをやるべきかなと個人的には思います」

「勝っている時、状況が悪くない時にたくさん修正できるように、修正点を見出して分析して、ステップアップして行かないといけないかなと思います。ブラジルとベルギーと対戦して負けた、勝ったでどうこうではなく、どんどんワールドカップが近づくほど、軌道修正が難しくなると思います。今しっかりと地盤を固めて、ワールドカップに向けて良い準備をしたいと思います」

──4年前のこの時期はセルビア、ベラルーシと国際親善試合で敗れてメンバーが変わったりしていたが

「4年前とはシチュエーションが違いますし、ホームで格下の相手と対戦するので一概には言えないです。選手は与えられた環境、シチュエーションで全力を尽くすだけなので、明日もやるだけです」

「来月はもっともっと厳しい戦いになると思いますけど、自分たちが世界のトップとどれだけ差があるかを認識できる良いチャンスだと思いますし、やれることもたくさんあると思います。世界と戦った上で必要なことを各々、チームが感じることができると思います。そのためにも、明日良い形でプレーしたいなと思います」