フィリピン・マニラで、同国に送られたライフル銃を見つめる中国大使館の駐在武官。写真右奥に捉えられた横断幕には、フィリピン国防省と台湾国防部(国防省)の紋章が描かれている(2017年10月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】中国からフィリピンにライフル銃と弾薬が無償供与されたことを祝う式典で、掲げられた横断幕に誤って中国国防省ではなく台湾国防部(国防省)の紋章が描かれていたことが判明し、フィリピン政府は9日、中国側に謝罪した。

 先週5日に行われた引き渡し式には、フィリピンのデルフィン・ロレンザーナ(Delfin Lorenzana)国防相と中国の趙鑑華(Zhao Jianhua)駐比大使が出席。しかし、会場に掲げられた横断幕にはフィリピン国防省と台湾国防部の紋章が描かれていた。

 また、横断幕にはしっかり「中華人民共和国国防省からの無償軍事支援」と書かれていたものの、その際紋章の間違いには注目が集まらなかったという。

 フィリピン国防省は声明で、「中華人民共和国国防省を示す紋章に関して、違うものを使用してしまうという、全く意図的ではないが重大なミスを犯した」と釈明。

 また同省は「中華人民共和国政府と市民に対して正式に謝罪する」と表明するとともに、フィリピンの国防当局と軍が比政府による「一つの中国」政策を「忠実に順守する」と強調した。
【翻訳編集】AFPBB News