ハイチは「情報が少ない」相手だからこそ、チームの対応力が問われる。選手選考という点でも、大事なゲームになると吉田は考えている。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 ハイチ戦を翌日に控えた練習後、すでに相手チームの映像を確認したという吉田麻也は、その印象について次のように語った。
 
「半年間、(試合を)やっていないらしいので。ちょっと古いですよね。ガタイが大きい選手とか、身体能力が高そうな感じの選手は見て取れましたけど、チームとしてどう機能するか。エクアドルとの試合で、エクアドルがすごく良かったふうに見えたので、ちょっと判断が難しいですが、材料が少ないですね」
 
 そうした相手とのテストマッチで、何が試されるのか。
 
「やってみないと分からないと思うので、ゲームの中で展開を考えて対応していかないといけない。ワールドカップでも、プランしていたことと違う展開になることもある。
 
 大きな大会になればなるほど、外からの声は届きにくくなるから、選手間で問題をいち早くピッチの上で解決するという能力も必要になってくる。そういう点でも、明日はすごく良いテストになると思います」
 
 また、ハイチ戦は選手選考の面でも重要な一戦になると捉えている。
 
「たぶん、この試合がたくさんの選手をテストできる最後のチャンスだと思う。次(ブラジル、ベルギーと戦う11月シリーズ)は2試合とも、ベストメンバーで行くというか、行かないといけないし、3月(親善試合を予定)もそういう余裕はないだろうし、これがラストチャンスとして、全員が自分の持っているものをアピールできる試合になればいい」
 
 ハイチはともすれば、“腕試し”としては物足りない相手かもしれない。だが、経験豊富な吉田が語るように、試合中の様々なシチュエーションへの対応力や、メンバー入りをかけたサバイバルレースなど、見るべきポイントは少なくなさそうだ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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