ハイチ戦の前日会見を行なったハリルホジッチ監督。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 2017年10月9日、ハイチ戦の前日会見に臨んだヴァイッド・ハリルホジッチ監督は来年6月のロシア・ワールドカップに向けてのチーム作りについて改めて言及。「できるだけ多くの選手を試したい」ということを強調していた。
 
「選手全員のことをリスペクトしたうえで、より良い選手を選ぶ。若さと経験を混ぜていきたい。ただ、若手が大人しすぎる。今でさえ、バリアがある。若い選手には本当に自信を持ってもらいたい。
 
今は国内組でどんな発見があるか。12月には東アジア選手権もありますし、見ていきたいと思います」
 
とはいえ、ニュージーランド戦はいわば代表の常連組の多くが先発に名を連ねた。「より多くの選手を試したい」というハリルホジッチ監督の考え方にはマッチしないメンバーだったように思うが、果たしてハイチ戦はどうなるのか。指揮官自身は、スタメンについて独自の見解を示している。
 
「私は日本で先発という言葉を使っていない。決まった先発という言葉をですね。私がメンバーを出した時にですね、何人かは『今まで通り』と言うかもしれない。
 
来年の3月あたりには最終的なチームを決めたいと思っています。私の頭の中には13〜15人くらいしっかりとプレーしてほしい選手がいる。ワールドカップの本大会ではまず3試合あります。それがかなり短い時間で行なわれます。だいたい2〜3試合目で疲労溜まってきて、変更を加えざるを得ない状況がある。
 
 ビッグクラブもそういった傾向にあります。パリ・サンジェルマンとかは2チームぐらいありますけど、いつもプレーしているメンバーを監督が外せなかったりします。ただ、私はそうした監督と違うコーチングをしています。『スター』と呼ばれる選手も疲れていれば、休ませるという決断をしなければならない。選手が嬉しくないと思っても、私は外す決断をしなければならない。
 
 クラブと代表ではやり方が違いますが、私はどんな選手にも先発を約束していない。『俺はアンタッチャブルなんだ』と思う選手がいれば、その選手ついてはパフォーマンスがまだマックスではないのかなと。これから多くの選手を試したい。いつも言っているのは『チームこそスター』ということ。選手にもそれは浸透しているはずで、良いマインドができると思います」
 
 ロシア・ワールドカップに向けて、改めて警告したハリルホジッチ監督。明日のハイチ戦ではチーム力も試される一戦になりそうだ。