W杯欧州予選でGKがトラップミス&転倒 痛恨失点が話題「悪夢の夜」「致命的な破滅」

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ハンガリーの守護神グラーチがバックパスの処理でミスを犯してまさかの失点

 ロシア・ワールドカップ(W杯)出場権を巡り、欧州予選は熱戦が繰り広げられている。

 グループBの首位スイスは現地時間7日、本拠地で3位ハンガリーを迎え撃ったが、相手GKから受けた“大きな恩恵”が話題を呼んでいる。

 不本意な形で注目の的となってしまったのは、ハンガリー代表の守護神を務めるペテル・グラーチ(RBライプツィヒ)だ。



 その場面は、0-0で迎えた前半18分に起きた。攻撃を組み立てようと、グラーチは右サイドのDFリハールド・グズミッチ(延边富紱)にパス。スイスのプレスを受け、GKにバックパスした次の瞬間--。グラーチは右足でボールをコントロールしに行ったが、トラップが乱れるまさかの事態。さらに、猛然とプレッシャーをかけに来たスイスのグラニト・ジャカ(アーセナル)が目に入った慌てた影響か、スリップして転倒してしまう“二重苦”で悠々と先制点を与えてしまった。

 グループリーグ首位の座を手にするべく、勝ち点と大量得点がほしいスイスは、この“ラッキーゴール”を機に攻撃陣が爆発。前半だけで3点を奪い、MFスティーブン・ツバー(ホッフェンハイム)が2ゴールを挙げるなど、5-2で大勝を飾った。

茫然自失となった守護神のミスを各国も特集

 一方のハンガリーは、すでにW杯出場の道は閉ざされていたとはいえ、安易なミスをきっかけに失点を重ねてしまった。昨季ブンデスリーガでUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得する躍進を見せたライプツィヒの正守護神を務める27歳は、自らの信じられないようなミスに茫然自失だった。

 これを受けて、各国のメディアも特集を組んだ。スペインのラジオ局「カデナ・セール」が「ペテル・グラーチの大きな失敗から猛烈な戦いが始まった。ジャカはハンガリーのGKのとてつもないミスを無駄にしなかった」と伝えれば、フランスのテレビ局「BFM TV」も「そこにドラマがあった。ジャカに恩恵を与える致命的な破滅」と報じた。また、遠く離れたマレーシアの地元紙「ザ・スター」電子版は「グラーチにとって悪夢の夜」と記している。

 先制点を与えた局面は、ただのミスにあらず、となってしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

【動画】GKグラーチがまさかのミスで先制点を献上 スイスサッカー協会が公式Facebookに投稿した「スイスvsハンガリー」戦ハイライト


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