楽天オープンベスト8のガスケが、やや疲れ見せるも逆転勝利。フルセットで2回戦進出。[上海ロレックス・マスターズ]

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「上海ロレックス・マスターズ」(10月8日〜10月15日/中国・上海/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、リシャール・ガスケ(フランス)とロビン・ハッサ(オランダ)が対戦。ガスケが6-7(11)、7-5、6-2のフルセットで逆転勝利した。試合時間は2時間25分。

両者の過去の対戦成績はガスケの5勝1敗。ガスケは直前の「楽天ジャパンオープン」でベスト8入りし、準々決勝ではその後2週連続のツアー優勝を果たしたダビド・ゴファン(ベルギー)にストレートで敗れた。対するハッサは、長身から繰り出すビッグサービスと、思いきりのいいグラウンドストロークの攻撃力が持ち味。時折番狂わせを見せる爆発力を持つプレーヤー。

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試合の序盤は、主導権争いのシーソーゲーム。

第1セット第7ゲーム、ガスケがハッサのサービスゲームを良いタイミングでブレーク。しかし直後のガスケのサービスゲームでは、すぐさまブレークバックをされる。このままタイブレーク突入かと思われた第12ゲーム、今度はガスケが0-40の大ピンチに。しかし、土壇場で集中力が増したガスケは、そこから5連続ポイントでキープし、勝負は結局タイブレークにもつれ込んだ。タイブレークに突入後、カウントがガスケの2-0となった後のポイント、ハッサは主審に激しく抗議。それによって試合は一時中断する。その後のタイブレークでも両者は一歩も譲らない展開で、カウントは11-11に。ここで遂にガスケはサービスをミニブレークされ、そのまま第1セットを奪われた。

第2セットに入ると、ガスケは第1ゲームでいきなりのサービスブレークのピンチ。ここは何とか踏ん張りを見せたものの、今度は第3ゲームにダブルフォルトなどもあり、ハッサにサービスブレークを許す。ガスケは自身のショットがうまく決まらず、頭を抱えるシーンが増えてきていた。対するハッサは、強力なストロークを中心に比較的楽にサービスゲームをキープ。試合の流れはハッサに傾きつつあった。

ところが第8ゲーム、このゲームはガスケが突然息を吹き返したようにラリーを制し、ラブゲームでサービスブレーク。さらにゲームカウントがガスケ6-5の第12ゲーム、またも大事な場面で猛攻を見せ、セットカウントをイーブンに戻した。

最終第3セットに入ると第1ゲーム、ガスケはサービスゲームをラブゲームでキープ。直後ハッサのサービスゲームでも、ギアを一段上げたような厳しいコース、前に詰めての攻めを見せるも、ここはハッサがよく耐えていた。その後の第6ゲーム、またもガスケが得意のバックハンドダウンザラインで長いラリーを競り勝ち、先にサービスブレーク。するとガスケは一気に試合を決めにかかる。最後はここまでの接戦がウソのようなサービスブレークで、ガスケが勝利。フルセットで2回戦進出を決めた。

ガスケの2回戦の相手は、この後対戦するチョン・ヒョン(韓国)対ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)の勝者となる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「上海ロレックス・マスターズ」で2回戦に進出したガスケ
(Photo by Kevin Lee/Getty Images)