1アシストを記録したMF福岡慎平(京都U-18)

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[10.8 U-17W杯インド2017 日本6-1ホンジュラス]

 ヒヤリとした場面だった。ホンジュラス戦終盤に左足を痛めたMF福岡慎平(京都U-18)は後半41分にピッチの外へ。日本はすでに交代枠を使い切っていたため、残り時間を10人で戦うことになった。

 状態が心配されたが、ミックスゾーンに姿を見せた福岡は「問題ないっす」と笑顔。1日に行われた御前崎合宿の練習試合2本目でも右足ふくらはぎを打撲して担架で運び出され、その場には緊張が走ったが、問題なくインドの事前キャンプに入っていた。

 “ホンジュラス対策”が奏功。試合前の練習ではボランチを釣り出し、背後に空いたスペースを使う連動性の確認を行っていた。「ホンジュラスは前から僕たちボランチをはめてきた中で、FWの前にスペースが空いていた。宮代(大聖)選手が背後に抜けてチャンスがたくさん生まれていたので、ホンジュラス対策をやってきてよかったと思います」。

 自身は真ん中からサイドに流れることで、「裏に抜ける動きをしながらボールに関わるようにした」。4-1で迎えた後半6分にはFW久保建英(FC東京U-18)の浮き球パスが入り、「前にチャンスがあった」と抜け出した福岡がPA左のゴールライン際から折り返し、宮代の強烈ヘッドをアシストした。

 燃える初戦の前夜には選手同士でミーティングを行った。「昨夜、みんなでミーティングをして、ホンジュラス戦に懸ける思いとか、ここに来られなかった瀬古歩夢の気持ちとか、いろんな話をした」。チーム発足から主力として歩んできたDF瀬古歩夢は負傷でメンバー外。また、ベンチには6日に無念の負傷離脱が決まったFW斉藤光毅(横浜FCユース)のユニフォームも飾られた。

「初戦のホンジュラス戦は絶対に勝って勢いに乗っていこうと話をしてきた中で6点取ることができた。次のフランス戦も自信を持って臨めるんじゃないかなと思います」

 この日、フランスはニューカレドニアに7-1で大勝しており、11日に行われる次戦がグループ最大の山場となる。中2日のハードな日程になるが、「チャレンジャー精神を持って攻撃的なサッカーをして、次の試合も得点を取ってしっかり予選突破を決められるように、チーム一丸となって戦いたい」とキャプテンは連勝を誓った。

(取材・文 佐藤亜希子)


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