希代のマエストロが決断 38歳の元伊代表MFピルロ、今季後に現役引退「この時が来た」

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今季、米ニューヨーク・シティFCでプレー 38歳でコンディションの不安隠せず

 ニューヨーク・シティFCの元イタリア代表MFアンドレア・ピルロが今季終了後にクラブとの契約満了をもって現役引退することを発表した。

 イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」で明かした。

 ピルロは2015年からアメリカでプレー。38歳となった今季は膝の負傷もあり15試合の出場にとどまっている。コンディションの不安を抱える希代のマエストロは、寄る年波には勝てないと今季限りでの引退を決意した。

「この時が来たと自分自身に気付かされた。今は毎日フィジカルの問題を抱えている。常に何か問題があるので自分の望むような練習ができないんだ。この歳(38歳)だと言えるんだろう。50歳まで強さを維持することはできない」

 ピルロは引退を決意した経緯についてこう語っている。今が引き際と感じたレジスタは「若い選手たちがプレーすべきだ。若い選手たちに場所を譲るには正しい時だ」と語った。

 引退後の進路については「まだ分からない。12月にはイタリアに戻る」とコメント。「いくつか考えがあるけど、決めるためには少し時間が必要」とゆっくり時間をかけて決定すると明かしている。

 ミランではセリエAとUEFAチャンピオンズリーグ優勝を二度ずつ経験し、ユベントスでは在籍した4年間全てでスクデットを獲得した。イタリア代表ではワールドカップ優勝も果たすなど、栄光のキャリアを送ったマエストロがついにスパイクを脱ぐことになった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images