日本代表DF槙野智章(浦和)

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 約1年ぶりに代表のピッチに立った、6日のニュージーランド戦で、CBのポジションに入った日本代表DF槙野智章(浦和)は、体を張った守備で191センチのFWクリス・ウッドに簡単には制空権を譲らず、「個人の中でやれることはすべて出した」と十分な存在感を示した。

 試合翌日には取材に応じた6歳年下のDF昌子源(鹿島)が「槙野くんのプレーはすごかった。素晴らしいと思ったし、(試合後には)『ナイスプレー』と声をかけた」と称賛。これを伝え聞いた槙野は、「年齢は関係なく、代表選手からは刺激をもらっているし、褒められて嬉しいことには変わりない」と白い歯見せつつも、「いろいろな選手から刺激をもらう中で、もっと成長しないといけない」と気を引き締め直した。

 CBとしてアピールしたものの、1年前に出場したオーストラリア戦では左SBで出場したように、2つのポジションをこなす。「『CBなのか、SBなのか』、いろいろな指導者の方からもそうだし、皆さんも思われていると思う」と答えつつも、「僕の中でどっちがいいという強いこだわりは今は持っていない」と続けた。

「監督にとって計算できる選手、相手に応じて求められることをしっかりやらないといけない」

 ハリルジャパンの最終ラインは右からDF酒井宏樹(マルセイユ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、昌子、DF長友佑都(インテル)のセットで起用されることが増えてきている。しかし、「ピッチに立ってこそのサッカー選手。自分が2番手、3番手でい続けることは打破しないといけない」とポジション奪取を誓う。

(取材・文 折戸岳彦)