「試合に出てナンボ」のDF植田…ハイチ戦で“代表初出場”を果たせるか?

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 日本代表のピッチに立ちたい。DF植田直通(鹿島アントラーズ)の「(代表チームに)来るだけでは意味がない。試合に出てナンボだと思っている」という言葉には、これまでの悔しさが詰まっていた。

 6日のニュージーランド戦で不動のディフェンスリーダー、吉田麻也とコンビを組んだのは槙野智章(浦和レッズ)だった。試合には勝利したものの、警戒していた191センチのFWクリス・ウッド(バーンリー)にあっさりとヘディングで決められた。空中戦で抜群の強さを見せる植田にとって「ああいう相手は大好物」だっただけに、「出たかった」という気持ちが強くなる。それでも、「外から見ていても感じるものはあった。『自分だったらどうかな』と考えることも勉強になった」とイメージを膨らませながら戦況を見守った。

 A代表に初招集されたのは2015年1月のアジアカップ。それからコンスタントに招集されながら、未だに代表のピッチを踏めずにいる。

「試合に出たいという気持ちはいつもあることで、それは誰しもが思っていること。選ばれ続けて、ここまで試合に出ていないということは本当に悔しい」

 植田が虎視眈々と出場機会をうかがう。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の親善試合で「2試合とも違ったメンバーになる予定」と全員の起用を示唆。10日のハイチ戦ではメンバーを変えて臨むことが予想されており、植田に出番が回って来る可能性が高い。本人は「失点しないことはもちろんですし、やっぱり自分の良さを出したい。守備だけではなく、攻撃でも自分の存在感を出していきたい」と気合い十分だ。代表のピッチに立つ準備はすでにできている。

文=高尾太恵子