GK川島、日本代表のバージョンアップを切望 「革新的なものを突き詰めて…」

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相手のレベルに関係なく試合経験は重要と強調 「自分たちの自信と力を高めるべき」

 日本代表GK川島永嗣(メス)はロシア・ワールドカップ(W杯)本大会で勝ち抜くために「革新的なものを突き詰めていかないといけない」とチームのさらなるバージョンアップの必要性を口にした。

 この10月の2試合はいずれもニュージーランドとハイチという、W杯で実績のない両国との対戦とあって、試合の位置づけが難しいと見られている。しかし、川島は「W杯まで時間が限られているので、チームとしてやれる時間が限られている」と語り、相手のレベルに関係なく試合の経験は重要になると強調した。

「試合数も限られているなかで、自分たちはどういう共通認識を含められるか。相手がどこであろうと自分たちの自信と力を高めるべき。誰が出ても共通認識を持たなければ。そのなかで限られたチャンスを生かさなければいけないと思う。そういう意味では、ニュージーランドだろうがハイチだろうがブラジルだろうが、自分たちの時間は変わらない。1日1日、試合だけじゃなくて練習でも選手たちが意識してアピールし、強くしていくのが大事」

 共通認識というフレーズを繰り返した川島は、選手一人一人も意識を高め、チーム全体で共有する重要性について言及した。

「個人的な見解」と前置きして持論

 W杯を2大会連続で経験しているベテラン川島は「個人的な見解と」と前置きしたうえで、「コンフェデレーションズカップのニュージーランドの試合は見たけど、メキシコ、ポルトガルとかもプレスに苦しんでいた。自分たちは比較的ボールを動かしていた方だと思う」と主張。「今までの予選の試合に比べるとそういうテンポやイメージは比較的良かったのかなという印象はあります」と、ポジティブな手応えを語っている。

 ただし、さらなるレベルアップの必要性も感じているという。チームの進化が不可欠として、次のように思いを明かした。

「もっと自分たちの方から出てるアイデアだったり、革新的なものを突き詰めていかないといけないと思う。監督の言うアイデアもそうだし、攻撃に対しても守備に関しても、自分たちのなかで揺るぎないものを積み上げないといけない」

 バヒド・ハリルホジッチ監督の下で強化を続ける日本代表は、来年6月のW杯に向けてどのような進化を見せてくれるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images