一般に睡眠の質は加齢とともに落ちていきますが、最近では不眠症に悩む若者が増えています。様々なタイプのある不眠症について知り、その原因と改善策について探ってみましょう。

不眠症の原因

人間の体には体内時計が備わっています。体内時計は光の影響を受け、朝は太陽の光とともに目覚め、夜暗くなると眠くなるという自然のリズムを持っています。しかし生活が多様化した現代では、仕事などの理由から生活時間がずれることもあります。そのため体のリズムが狂いやすく、睡眠に影響が出やすいのです。それから睡眠はちょっとした身体・精神的影響も受けやすいといえます。体内リズムが狂うこと以外に、体の不調や精神的ストレスが原因となり不眠となる場合があります。またカフェインやアルコール、薬の服用で睡眠が妨げられることもあります。

不眠症の主な4つのタイプ

不眠症には主に次の4つのタイプがあります。実際に不眠症という場合、2〜3つのタイプが組み合わさって起こることが多いようです。

●入眠障害

布団に入ってもなかなか寝付けない

●中途覚醒

起床予定の時間よりも早く目覚め、そのまま眠れなくなってしまう

●熟眠障害

睡眠時間は十分に取れていても、浅い眠りが続き体の疲れが残る

体内リズムを整えて不眠症改善!

不眠を改善するためには、まずは体内リズムを整えることから始めましょう。なぜなら睡眠は体内リズムによって誘導されるものだからです。体内リズムを作るのに大きく関係しているのは、睡眠ホルモン「メラトニン」です。(光のコントロールで、睡眠ホルモン「メラトニン」を増やすコツ)
夜しっかりメラトニンが分泌されることで、眠りの質が上がるとされています。メラトニンは光の影響を受けるため、早朝からしっかりと太陽光に当たっておくことで、夜にメラトニンが正常に分泌されやすくなります。注意しておきたいのはメラトニンの分泌は、パソコンやスマホの光に邪魔されてしまうことです。(小さな太陽? 「ブルーライト」がもたらす健康被害)
せめて寝る1時間前からはこれら電子機器の使用を避けるようにしましょう。それから夜更かしや極端な朝寝坊を避け、生活リズムを一定にするよう心がけることも不眠対策となります。リズムの狂いのみならず、寝すぎてしまうことが不眠を招くこともあります。特に休日は就寝・起床時間のズレを1時間以内にしておくと、体の不調の元となりやすい社会的時差ボケ。(甘くみてはいけない、少しずつ体を蝕む「社会的時差ぼけ」に注意)


writer:Akina