7日、カナダの会社が開発中のスマートフォン向けゲームが、中国人をことさら悪く描いているほか、食べ物を粗末に扱っているなどとして批判を浴びている問題で、「あくまでコメディー」と謝罪を拒否していたこの会社がようやく中国系住民に謝罪したという。資料写真。

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2017年10月7日、米華字メディアの多維新聞によると、カナダ・オンタリオ州の会社が開発中のスマートフォン向けゲームが、中国人をことさら悪く描いているほか、食べ物を粗末に扱っているなどとして批判を浴びている問題で、「あくまでコメディー」と謝罪を拒否していたこの会社がようやく中国系住民に謝罪した。

報道によると、問題のゲームは「Dirty Chinese Restaurant(汚れた中華レストラン)」というタイトルで、ネット上に公開された予告編によると、中華系の料理人がごみや猫、人間を使って料理をしたり、衛生当局に賄賂を贈ったりする内容が含まれている。

中国系住民を中心に批判の声が上がったことを受け、トロントの中国総領事館は先月30日、ゲーム会社Big-O-Tree Gamesに対し、ゲームの開発中止と予告編のネット上からの削除、および公式な謝罪を求めた。だが同社は声明で「ゲームの内容は、中国文化を正確に表現したものでは絶対にない。内容に不満を持っている人がいることには留意している」としたものの、「これはあくまでも風刺、コメディーの要素を持つゲームだ。われわれは他人が思いつかないようなゲームを制作しており、おもしろくてくせになるエンターテインメントの創造に努めている」と謝罪を拒んだため、さらに批判を浴びていた。

多維新聞によると、同社は5日、SNSの公式アカウントで、「慎重な検討とヒアリングを行った結果、このゲームを配信することはいかなる人の利益にも合致しないとする結論に至った」とし、「中国系住民に心から正式に謝罪する」とした。(翻訳・編集/柳川)