川崎フロンターレが決勝進出を決めた

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[10.8 ルヴァン杯準決勝第2戦 川崎F 3-1 仙台 等々力]

 ルヴァン杯準決勝第2戦が8日に行われ、川崎フロンターレは等々力陸上競技場でベガルタ仙台と対戦。第1戦は2-3で落としたが、MF三好康児の2ゴール、MF長谷川竜也のダメ押し弾により3-1で勝利した。この結果、2戦合計5-4とし、2009年大会以来、8年ぶりの決勝進出を決めた。なお、11月4日に埼玉スタジアムで開催される決勝戦ではセレッソ大阪と激突する。

 初タイトルを目指す両チームのファイナル進出を懸けた準決勝の第1戦は、ホームの仙台が3-2で逃げ切り、先勝した。その試合から互いにスタメン2人を変更し、川崎FはDF板倉滉とMF長谷川竜也に代え、DF登里享平とMF三好康児を先発起用。対する仙台は、第1戦で負傷交代したDF椎橋慧也、出場停止のFW石原直樹に代わってDF平岡康裕とMF古林将太がスターティングメンバーに名を連ねた。

 

 立ち上がりからボールの主導権を握ったのは、3バックではなく4バックに戻してきた川崎Fだった。三好が積極的にボールに絡み、MF中村憲剛やMF家長昭博が攻撃の組み立てだけでなく、裏を狙った動き出しで仙台の守備を崩しに行った。前半13分、味方とのパス交換から中村がPA左に侵入し、角度のないところから左足を振り抜く。22分には、中村が頭でフリックしたボールをPA内に走り込んだFW小林悠が左足ボレー。川崎Fのペースで試合が進むと、その流れのまま先制に成功した。

 川崎Fは前半29分、PA右手前でMF森谷賢太郎のくさびのパスを呼び込んだ中村がゴールを背にした状態でPA右へヒールパス。これがゴール前に走り込んでいた三好にピッタリ合い、GKとの1対1を冷静に制して先制点。三好が7月8日のJ1リーグ第18節・鳥栖戦以来、約3か月ぶりの先発起用に応え、川崎Fが2戦合計3-3とし、アウェーゴール差で初めてリードを奪った。

 しかし、直後に仙台がゴールネットを揺らす。前半32分、カウンターから右サイドのFW西村拓真がPA右に侵入し、マイナス気味に折り返したボールを古巣対決のMF中野嘉大が左足でゴールに流し込む。失点直後に仙台が追いついたかと思われたが、FWクリスランがGKチョン・ソンリョンへのファウルを取られ、得点は認められなかった。

 1点ビハインドで後半を迎えた川崎Fは、3分に右サイドでボールを受けた三好が中央へカットインして左足を振り抜くが、わずかに枠の左。それでも直後の4分に追加点を挙げる。森谷のスルーパスで裏を取ったDFエウシーニョがPA右から右足シュート。GK関憲太郎に当たって中央にこぼれたボールを三好が右足で押し込み、2-0とリードを広げた。

 だが、川崎Fは後半7分、中野の突破をファウルで止めたDF奈良竜樹が2枚目のイエローカードを受けて退場。森谷に代えてDF板倉滉をセンターバックに入れた。

 数的優位に立つ仙台は後半14分、背番号23が古巣に牙をむく。ショートコーナーからリターンを受けた中野が左サイドから中央へ切れ込み、次々と相手をかわしてPA内から右足でゴール右上に突き刺し、1-2。アウェーゴール差でリードされているが、2戦合計4-4とした。

 突き放したい川崎Fは後半21分、殊勲の三好を下げてMF長谷川竜也をピッチに送り込む。だが、1人少ない影響からか仙台に押し込まれる時間が続き、いつ逆転されてもおかしくない状況。その仙台は25分にFW野沢拓也、35分にMF藤村慶太、38分には特別指定選手のFWジャーメイン良を入れ、終盤に向けて攻勢を強めていった。

 押し込まれる時間が続いた川崎Fだが、フレッシュな選手を使って最後に意地を見せた。後半45分、途中出場の長谷川が鮮やかな左足シュートを決め、ダメ押し。3-1で逃げ切った川崎FがJ1初タイトルに王手をかかけた。


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