オーストラリア北部ダーウィンを出発する「ワールド・ソーラー・チャレンジ」に参加の東海大学のソーラーカー(2017年10月8日提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】太陽光を動力源とするソーラーカーで、オーストラリア大陸を縦断する3000キロのルートを走破する「ワールド・ソーラー・チャレンジ(World Solar Challenge)」が8日、開幕した。

 レースは北部ダーウィン(Darwin)のステート・スクエア(State Square)からスタートし、高度な技術でSF的な外見に組み立てられたソーラーカーが次々と出発した。

 ワールド・ソーラー・チャレンジは1987年に第1回大会が開催され、前回は2015年に開かれた。最先端の技術革新に取り組む世界有数の大会となり、参加チームは将来市販されるであろうソーラーカー乗用車の開発を視野に入れた設計を披露する。

 過去の参加者には、米IT大手グーグル(Google)の共同創業者ラリー・ペイジ(Larry Page)氏や、米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)の共同創業者J・B・ストローベル(JB Straubel)氏がおり、両氏は大会が自身のその後の経歴に影響を及ぼしたことを認めている。

 大会のメインは、耐久性と全体的なエネルギー効率を考慮し、空気力学を巧みに活用した1人乗りのソーラーカーが走行する「チャレンジャークラス(Challenger Class)」。2年前の前回大会では、オランダのヌオン・ソーラー・チーム(Nuon Solar Team)が優勝。過酷な走行の末、2011年大会の覇者である東海大学(Tokai University)のチームらとの激しい競り合いを制した。

 両チームは今大会にも参加しており、米国や地元オーストラリア、マレーシア、インド、南アフリカなどから参加しているチームと競うことになる。また日本からは他にも複数のチームが参加している。
【翻訳編集】AFPBB News