タダで愛人を持てると思うな

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 皆さま、こんにちは。東條才子と申します。どこにでもいる普通のOLですが、常時、4〜5人の富裕層男性から経済的な支援を受け、いわゆる「愛人生活」を送っております。

 今回は、昨今のブームともいえる「不倫」市場と愛人業について考えてみます。愛人たるもの、既婚男性との恋愛をプライベートに持ち込んではいけないのです。

◆「できるだけ低コストで済ませたい」というのが不倫男性の本音

 昨今、ワイドショーでは有名人の「不倫」報道が過熱しておりますね。

 私の周りにも、不倫を経験している男女はたくさんおります。メディアでも不倫は面白いコンテンツになるようでして、テレビ東京では先日、「フリンジマン〜愛人の作り方教えます〜」 というドラマが始まりました。

 愛人作りのベテランで最高同時愛人数記録が11人という、通称「愛人教授」が、己のノウハウを実践させるべく、登場人物のサラリーマンらに「不倫の道」を指南していくというストーリーです。ここでは、できるだけ低コストで不倫したいという男性のホンネが描かれています。

 第1話では、「愛人教授」に教えを請う30代の既婚男性が、「風俗へ通うお金が惜しいから愛人が欲しい」と発言する場面がありました。いわく、1回デリヘルを利用するたびに、ホテル代も含め2万1800円もかかって懐が痛い。だから無料でセックスできる愛人を作りたいと。

 まあ露骨な表現ではございますが、彼の言いたいことはよく分かります。多くの男性にとって、「できるだけコストをかけずに若い女性と関係したい」というのが本音ではないでしょうか。

「都合のいいときにセックスできる愛人」を手に入れるという目標(ゴール)が同じであれば、出会い系サイトでサクラに騙されたり、キャバクラで大金をつぎ込んだにもかかわらずアフターすらできずに終わったり等々のムダ打ちをせず、最短距離で目標を実現したいものです。

 そこで「フリンジマン」では、「挨拶の際、自分の名前を呼んでくれる女性は愛人になる可能性が高い」ですとか、「2人きりの密室で会話し、関係性を高めるとよい」などのハウツーが説かれるわけですね。口説きのテクニックです。

◆タダで不倫するなんて、不等価交換の極み

 このような話、若い女性にとっては、たまったものではございません。まっとうな人生を歩みたいと願う女性が、ひょんなことから既婚男性に口説かれ、「この人なら私を理解してくれる」と盛り上がり、ほぼ無料で体を提供した上に、不倫という社会的に許されない関係を結んだ代償として自己評価が下がり、あまつさえ婚期も逃していたずらに年齢を重ねてしまう……なんという悲劇でしょうか。

 不倫は後ろ指をさされる背徳行為ですから、しないにこしたことはありません。

 自分では恋愛関係にあると思っていても、相手の男性が既婚者であれば、世間からは侮蔑を込めて「愛人」と呼ばれてしまうのです。既婚男性の「愛人」になることは、女性にとってリスクでしかありません。

 どうせリスクを引き受けて「愛人」になるのであれば、それに見合うリターンを得るため、意図的に「ビジネス」として行うべきでしょう。それが私の考える愛人業です。既婚男性との恋愛は、プライベートに持ち込んではいけないんですね。

 「ビジネス」として実践しない限り、不倫は不毛なものです。未来の見えない関係に傷つくことも多いでしょう。

 ところが私のように、不倫イコール「愛人というビジネス」であると捉えてしまえば、プライベートな心情が傷つくことはありません。仕事ですから、金銭的なリターンも得られるわけです。

 既婚男性との恋愛は、プライベートに持ち込まない。あくまでビジネスとして対応し、リスクに見合うリターンをいただく。

 そうすれば、「不倫したい、愛人が欲しい」という男性たちの欲望とも、上手に付き合うことができるでしょう。タダで不倫するなんて、もったいないと私は思います。

<文・東條才子>