欧州予選で苦しむイタリア代表 photo/Getty Images

写真拡大

1980年代、1990年代とワールドカップで当たり前のように好成績を残していたことを考えると、今のイタリア代表は少々寂しいものがある。1990年のイタリア大会を振り返ったのは、当時大会得点王に輝いたサルバトーレ・スキラッチ氏だ。

伊『Corriere dello Sport』によると、同氏は当時のイタリア代表の戦いについて「初戦のオーストリア代表戦で私は途中出場し、得点を決めた。そこからチームは驚くような試合をスタートさせたんだ。歴史的にも私たちのチームはベストチームの1つだったと思う。トロフィーを掲げた1982年大会のイタリア代表と比較してもね」とコメントしている。スキラッチ氏はこの大会で6得点を挙げ、チームを3位に導いた。準決勝では惜しくもアルゼンチン代表にPK戦で敗れてしまったが、やはり当時のイタリアは強かった。

イタリアは2006年ドイツ大会こそ優勝したものの、その後は2大会続けてグループステージ敗退。現在行われている2018ロシアワールドカップ欧州予選ではプレイオフに回ることが決まっており、プレイオフでは何が起きても不思議はない。出場を逃してしまう可能性だってあるだろう。

スキラッチ氏は「ワールドカップ出場を逃せば大惨事だし、イタリア代表のいないワールドカップなんて馬鹿げているよ」と語っており、何としてもプレイオフに勝って出場を決めてほしいと願っている。イタリアは常にサッカー界をリードする存在で、ワールドカップに出場しないのはあまりに寂しい。プレイオフは決して楽な戦いではないが、強豪国としての意地を見せてほしいところだ。