ポーランド・ワルシャワで開かれた車いす女性のミスコンテスト「ミス・ウィールチェア・ワールド」で優勝したベラルーシのアレクサンドラ・チチコワさん(中央)と2位となった南アフリカのレボハン・モンヤチさん(右)、3位となったポーランドのアドリアンナ・ザワジンスカさん(左、2017年10月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ポーランドの首都ワルシャワ(Warsaw)で7日、車いす女性のミスコンテスト「ミス・ウィールチェア・ワールド(Miss Wheelchair World)」が初めて開催され、ベラルーシ出身の学生、アレクサンドラ・チチコワ(Aleksandra Chichikova)さん(23)が優勝した。

 車いす女性による世界規模のミスコンは今回が初めて。決勝には18か国から24人が参加し、工夫をこらした振り付けとともに民族衣装やイブニングドレス姿を披露。最終的に大学で心理学を学んでいるチチコワさんが第1回ミス・ウィールチェア・ワールドに選ばれた。2位は南アフリカのレボハン・モンヤチ(Lebohang Monyatsi)さん、3位は地元ポーランドのアドリアンナ・ザワジンスカ(Adrianna Zawadzinska)さんだった。栄冠に輝いたチチコワさんは、自分の中にある不安や恐れと闘うことが大切だと語った。

 コンテストの目的について、大会の共同創設者で審査委員長も務めるカタルジュナ・ボイタシェク・ギナルスカ(Katarzyna Wojtaszek-Ginalska)氏は「車いす女性のイメージを変え、彼女たちがその側面だけで判断されないようにすることだ」と述べ、世界の多くの地域では車いすはまだぜいたく品であることもこのコンテストを通じて知ってほしいと付け加えた。ボイタシェク・ギナルスカ氏自身も車いす女性だ。

「ミス・ウィールチェア・ワールド」は、ポーランドを拠点とするNGO「オンリーワン・ファウンデーション(Only One Foundation)」の主催で行われた。

 参加女性はそれぞれの国でのコンテストで優勝した女性だが、国内大会が行われていない国ではオンリーワン・ファウンデーションが指定したNGOが選考した。参加者らはワルシャワで8日間にわたりリハーサル、写真撮影、会議出席、訪問などぎっしり詰まったスケジュールをこなした。

 初開催となった今回の大会ではアンゴラ、ベラルーシ、ブラジル、カナダ、チリ、フィンランド、フランス、グアテマラ、インド、イタリア、メキシコ、モルドバ、オランダ、ポーランド、ロシア、南アフリカ、ウクライナ、米国の女性たちが決勝に進んだ。
【翻訳編集】AFPBB News