米海洋大気局(NOAA)の衛星が撮影した米国南部に向けて進むハリケーン「ネイト」の画像(2017年10月8日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】中米で30人超の死者を出す被害をもたらしたハリケーン「ネイト(Nate)」は7日午後、米ルイジアナ(Louisiana)州南東端に上陸し、ミシシッピ(Mississippi)州に向かっている。

 ネイトは直近の2か月以内に米国に上陸した3つ目のハリケーンだ。勢力は5段階で最も低い「カテゴリー1」で、最大瞬間風速は約40メートル。

 米国立ハリケーンセンター(NHC)によると7日午後7時(日本時間8日午前9時)現在、ネイトは中心部がルイジアナ州のミシシッピ川(Mississippi River)河口に上陸。時速約30キロで北に向かっており、7日夜遅くから8日夜にかけてミシシッピ、アラバマ(Alabama)、テネシー(Tennessee)州の一部を通過するとみられる。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は、連邦政府のネイト上陸準備は万端だとして「地元政府の指示をよく聴いて、無事でいてほしい!」とルイジアナ、ミシシッピ、アラバマ、フロリダ(Florida)各州の住民にツイッター(Twitter)で呼び掛けた。

 2005年に大型ハリケーン「カトリーナ(Katrina)」の直撃で甚大な被害を受けたルイジアナ州ニューオーリンズ(New Orleans)では7日午後6時(日本時間8日午前8時)、夜間外出禁止令が出されたほか、一部低地に避難勧告・命令が出された。

 NHCは、ハリケーンによる高潮と満潮が重なると水位が上昇して海水が海岸線から内陸に流れ込み、沿岸近くの乾燥地でも洪水が発生する恐れがあると警告している。

 5日と6日にネイトの直撃を受けた中米では、少なくとも31人が死亡したほか、多数の行方不明者も出ている。
【翻訳編集】AFPBB News