香川“芸術ループ弾”への反響止まず 独メディアが「9月度ベストゴール」候補に選出

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大迫同僚FWらの一撃とともにノミネート

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は9月30日の敵地アウクスブルク戦で決勝ゴールとなるループシュートを決めて2-1の勝利に貢献した。

 今季2得点目となるこのゴールが、ドイツメディア選出の「9月度ベストゴール」にノミネートされている。

 香川はアウクスブルク戦で、リーグ戦今季2度目の先発出場を果たした。1-1で迎えた前半23分にFWアンドリー・ヤルモレンコからの横パスをダイレクトで合わせてGKの頭上を抜く浮き球のシュートをゴール左隅に沈めた。

 この華麗なゴールはドイツ国内で「芸術作品」と絶賛されただけでなく、国外でも称賛の声が上がるほど大きな反響を呼んでいた。そして、ドイツ放送局「ARD」のテレビ番組「Sportchau」による9月の月間ベストゴール候補にも選出されている。

 香川の他にはフランクフルトFWセバスティアン・ハラーがシュツットガルト戦で決めたバイシクルシュートや、アウクスブルクFWカイウビーがフランクフルト相手にエリア外から決めた強烈なミドルシュート、レギオナルリーガ(独4部相当)のSVバベルスベルクでプレーするMFマヌエル・ホフマンのオーバヘッドシュート、日本代表FW大迫勇也と同僚のFWジョン・コルドバがヨーロッパリーグのアウクスブルク戦で決めたロングシュートが候補となっている。

 香川の芸術弾を含む計5つがノミネートされており、ベストゴールは一般投票によって決定する。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images