福岡慎平は誰からも頼られる真のキャプテン。ホンジュラス戦への自信を語る【写真:舩木渉】

写真拡大

 U-17日本代表は8日、インド・グワハティでホンジュラスとのU-17W杯のグループステージ初戦に臨む。

 キャプテンを務める福岡慎平は、7日の公式記者会見に出席し「ここまでW杯で優勝する気持ちでこのメンバーで調整してきましたし、楽しみでしかない。このチームはオフでも仲が良くて、試合でもいいコミュニケーションがとれて、いい試合ができるんじゃないかと思います」と、初戦へ自信を覗かせた。

 ホンジュラスの印象について「ボランチの2人が本当に守備能力が高いと聞いていて、僕たちにボールがくるのを狙っているシーンとか、バックパスを狙っているシーンとか多く見られて、僕たちのボールを狙っているという情報が入っている」と語る。

 福岡とともに先発出場が予想される平川怜とのダブルボランチのところでボールを奪われてカウンターを受けないように、相手の動気を想定した練習も重ねてきた。「僕自身はそこで簡単にボールを奪われないとか、あえてスペースを空けてFWが落ちて、そこで受けて展開を作るというのを、明日の試合はどんどん増やしていきたい」と、日本の10番を背負う不動のキャプテンはホンジュラス戦のシミュレーションに余念がない。

 福岡や平川が最終ラインから積極的にボールを引き出すことで、相手ボランチを前に食いつかせる狙いを意識した練習に取り組んできた。「(自分は)マークにつかれているので、そこでスペースを空けて、(久保)建英がもらいにくるとか、そういうのも頭に入れながらやっていきたい」と、福岡は自分があえて試合から“消える”ことも厭わない。

「建英とかにボールが入ればどんどん攻撃のチャンスができてくると思うので、そういうのは明日の試合も増やしていきたい」

 福岡の動きはホンジュラス戦のキーポイントになるかもしれない。自分を犠牲にしてでもチームの勝利のために邁進する、真のキャプテンの姿は誰から見ても頼もしく映るだろう。

(取材・文:舩木渉【グワハティ】)

text by 編集部