画像はミリオンライブ!ランティス公式Twitter(@imas_lantis)より

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「THE IDOLM@STER」シリーズのライブイベント、「THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS HOTCHPOTCH FESTIV@L!!」の1日目が10月7日、東京・日本武道館で開催された。

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765 MILLIONSTARS」という名の通り、ゲーム「THE IDOLM@STER」シリーズに登場する765プロオールスターズと、ソーシャルゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ!』から生まれたミリオンスターズとの合同ライブ。

765プロオールスターズからは、中村繪里子さん(天海春香役)、沼倉愛美さん(我那覇響役)、平田宏美さん(菊地真役)、原由実さん(四条貴音役)、仁後真耶子さん(高槻やよい役)、たかはし智秋さん(三浦あずさ役)。

ミリオンライブからは、山崎はるかさん(春日未来役)、郁原ゆうさん(エミリースチュアート役)、平山笑美さん(北上麗花役)、上田麗奈さん(高坂海美役)、大関英里さん(佐竹美奈子役)、近藤唯さん(篠宮可憐役)、愛美さん(ジュリア役)、南早紀さん(白石紬役)、原嶋あかりさん(中谷育役)、伊藤美来さん(七尾百合子役)、野村香菜子さん(二階堂千鶴役)、小笠原早紀さん(野々原茜役)、麻倉ももさん(箱崎星梨花役)、戸田めぐみさん(舞浜歩役)、桐谷蝶々さん(宮尾美也役)、夏川椎菜さん(望月杏奈役)、渡部優衣さん(横山奈厂髻法


総勢23人が出演した。


ライブのテーマは「ごった煮」。事前に告知されていたように、アイドルたちの様々な組み合わせが披露され、各ユニットの意味を考えるのも、ファンであるプロデューサーにとっては楽しみのひとつだった。冒頭、作中でアイドルたちが所属する765プロダクションの社長・高木順二朗(CV:大塚芳忠さん)は、テーマにかけて「(アイドルたちが見せる)音楽という名の料理に、プロデュースという愛のスパイスを加えてほしい」と語った。

公演にあたっての諸注意をアナウンスするのは765プロ事務員。音無小鳥(CV:滝田樹里さん)と、配信中の『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』(通称:ミリシタ)から登場した青羽美咲(CV:安済知佳さん)が登場。美咲の初々しさに小鳥が自身の遠い過去を振り返り、アイドルたちより一足先に先輩・後輩を感じさせるやりとりを繰り広げた。

予想外なユニットの連続 3人と1匹で披露された曲とは?



武道館というレストランのメニューに見立てた映像に、キャラクターが登場するたびに巻き起こる歓声。紹介された全員による「Welcome!!」で、ついに公演の幕が上がる。中村さんと山崎さんの両センターを中心に、白と青のツートーンカラーの衣装に身を包んだ23人が並ぶ姿は壮観。765プロオールスターズとミリオンスターズが、ともに武道館のステージに立ったことを改めて感じさせた。

続く自己紹介では、それぞれが自身と演じるキャラクター、つまり23×2=46人が公演にかける意気込みを口にする。渡部さんが「火力強火で」と言えば、原嶋さんも「世界で一番おいしい鍋にしたい」と続き、ほかにも寄せ鍋やだし汁など、テーマにちなんだコメントで成功を誓った。その中で、「HOTCHがPOTCHしちゃってものすごいことになる」と語ったたかはしさんは、異彩を放っていた。

プロデューサーの期待と興奮の高まりに応えるように、いよいよごった煮なユニットによる曲が披露されていく。そのつどルーレットが回り、担当するメンバーが発表されていくため、セットリストも含めて事前の予習が難しくなったことは言うまでもない。

ユニット一発目は、たかはしさん、平田さん、上田さん、戸田さん、近藤さんによる「神SUMMER!!」。夏の歌に意外性を感じると同時に、季節さえもごった煮していくのかもしれないと、公演のスケールの大きさに驚く。実はこのユニット、キャラクターが全員夏生まれのため、曲でもその共通点を表現していた。

次の「アニマル☆ステイション!」では、沼倉さん、原嶋さん、小笠原さんが、頭に動物のかぶり物を着用して登場。沼倉さんの頭には、演じる我那覇響が飼っているハムスター・ハム蔵が鎮座しており、3人と1匹による歌唱と言えなくもない。

歌いながら遊んでいるかのような、楽しい雰囲気満載の曲に続いて披露されたのは「きゅんっ!ヴァンパイアガール」。765プロの楽曲を、伊藤さん、近藤さん、渡部さんが個性豊かに歌い上げた。いたずらっぽさと妖艶さが同居したこの曲、伊藤さんのパートにある「じゅるるん」に悶絶したプロデューサーは多かったと推察する。

意外なユニットの謎探しも楽しい「スタ→トスタ→」



本公演には不参加の松田亜利沙(CV:村川梨衣さん)の掛け声とともに回ったルーレット。発表されたのは伊藤さんと夏川さん、歌は765プロオールスターズの双海亜美・真美(CV:下田麻美さん)の「スタ→トスタ→」。『ミリシタ』でローディング画面に表示されるイラストで、伊藤さん演じる百合子と夏川さん演じる杏奈、それに亜美・真美を加えた4人でゲームに興じるシーンがある。様々な面から登場するユニットの意味、そのすべてを解き明かすのはなかなかに難しそうだ。

2人の曲に続いたのは11人による「HOME, SWEET FRIENDSHIP」。中村さん演じる春香とこの曲をライブで初めて歌ったという渡部さんは、そのうれしさを表現するかのように、客席のあらゆる方向に手を振りまくっていた。

歌い終えたメンバーがMCパートに移ると、渡部さん(167cm)、桐谷さん(165cm)の2人と、原嶋さん(139cm)の身長差に注目が集まる。試しに2人の間に原嶋さんが入って手をつなぐと、会場全体が笑いに包まれた。そんな原嶋さんが「アニマル☆ステイション!」で見せたアニマル姿は、他のメンバーからも「かわいい!」と好評だったようだ。

ギターだけは生音! 反則的にかわいいのは誰?



予想できないユニットによる公演はまだまだ続く。ギターが特技なジュリアを演じる愛美さんが、中村さんと歌ったロックテイストの「I Want」で自身も得意なギターを披露したかと思えば、「黎明スタートライン」では野村さん、小笠原さん、麻倉さんが会場にウェーブを巻き起こす。

不参加のアイドル・永吉昴(CV:斉藤佑圭さん)のアナウンスでルーレットが回ると、次は765プロオールスターズの仁後さん、ミリオンスターズの平山さん、上田さんによる「スマイル体操」。ジャージにハチマキ姿で登場した3人は、ぴょんぴょん飛び跳ねて元気いっぱい。やよいの担当曲である「スマイル体操」を、演じる仁後さんが歌う姿を久しぶりに見ることができた。

愛 LIKE ハンバーガー」「PRETTY DREAMER」のあとのMCパートでは、世界で一番反則的にかわいい人を決めるコーナーを開催。平田さんから指名されたのは沼倉さん、愛美さん、南さん。765プロから1人選ばれるとなった時点で、すでに自身が選ばれる雰囲気に動揺を隠せなかった沼倉さん。直前の「PRETTY DREAMER」でミリオンスターズと並んだときの立ち姿は、頼もしい先輩のそれだったが、765プロメンバーとの絡みでは、無茶ぶりされる後輩っぽさが出てしまうのが微笑ましい。

最終的にキャラクターらしさを表現した愛美さんと、『ミリシタ』から登場した紬を演じる南さんが、こちらも「何なん……」のらしい一言で優勝した。

このメンバーならではの圧巻のハーモニー



全体的に765プロオールスターズ曲が多い本公演。ミリオンスターズが加わることで、それらの曲の新たな一面が引き出されていく。「I'm so free!」ではたかはしさん、平山さん、桐谷さんがアウトロで見せたハーモニーは圧巻。鳥肌の上にさらに鳥肌が立ちそうになった。演じるキャラクターはいずれもマイペースで知られる3人。その中で歌唱力に定評のあるたかはしさんと平山さんが美声を披露すれば、桐谷さんは「ララララ〜♪」と演じる美也らしさを見せた。

shiny smile」では沼倉さんと南さん、「KisS」では原さんと麻倉さんと、いずれも先輩が後輩をリードするかのような流れが続く。セクシーな雰囲気が際立つ「KisS」は、2人が曲中のせりふ「どこにキスして欲しい…?」を放った瞬間、この日一番の悲鳴にも似た歓声が上がったことを書き記しておきたい。

先輩との共演で自信や充実感を得たようなミリオンスターズが「DIAMOND DAYS」を歌えば、先輩たち6人は、ゲーム最新作『アイドルマスター ステラステージ』のテーマ「ToP!!!!!!!!!!!!!」を披露。ごった煮を経てより絆が深まったメンバーのステージに、プロデューサーも一層大きい声援で応えた。

MCパートではユニットの謎も一部公開されたものの、全貌は明かされず。プロデューサーによる議論という名の思い出トークが白熱しそうだ。

待ちわびたやよいの「キラメキラリ」が会場をオレンジ一色に



矢吹可奈(CV:木戸衣吹さん)のルーレットアナウンスで表示された次なるユニットはやよいと育。このコンビは、最近開催された『ミリシタ』内のイベント曲「Good-Sleep, Baby」が記憶に新しいが、始まったのはやよいの曲である「キラメキラリ」。仁後さんによる歌唱は2014年以来。それだけでも驚きだが、その仁後さんの「ギターソロ、カモ〜ン!」のせりふに合わせて登場したのは愛美さん。「I Want」に続いてギターを披露した。

会場の興奮はすさまじく、全体がやよいのカラーであるオレンジのペンライトで染まったのは言うまでもない。仁後さん自身、イヤモニの音量を上げてもらっていたようだが、それでもプロデューサーたちの声は届いていたという。

驚きの連鎖は止まらない。「アマテラス」に続いたミリオンスターズの曲「Raise the FLAG」を、765プロオールスターズメンバーの中村さん、沼倉さん、平田さん、仁後さんが歌う。かと思えば、次は765プロの曲「ザ・ライブ革命でSHOW!」をミリオンスターズが歌った。愛美さんの「愛してるぜ!」を超至近距離でくらった夏川さんが思わず照れてしまう場面は、本公演の名シーンの1つだろう。

絆を感じた公演はカーテンコールの向こう側へ



CD同様のメンバーによる歌唱は、双方のメンバーが揃うライブならでは。歩を演じる戸田さんが熱望した、真を演じる平田さんとの「Beat the World」では、「僕たちのコンビネーション、最高だね!」と互いに共演を心底喜んでいる様子だった。

そしてもう1つは、中村さんと山崎さんによる「ハルカナミライ」。2人が演じるキャラクターの名前が入った曲であり、2人とも一緒に歌いたかったという曲だ。そんな曲のラストは、同じ気持ちで同じ歩幅で一緒に歩いて行こう、に続く「遥かな!」「未来へ!」と2人のハグで決まった。

常につながりを感じさせた公演も終わりの時間が近づく。最後は文字通り幕を下ろすのにふさわしい「カーテンコール」。しかし、これだけでプロデューサーの胃袋は満たされなかった。早くも沸いたアンコールの声に応え、メンバーがステージに再登場。『ミリシタ』のテーマ曲「Brand New Theater!」、さらにシリーズ全体のアンセムとも言える「THE IDOLM@STER」を全員で歌い上げた。

直前のMCで、終わってしまうのがくやしいと語った中村さん。プロデューサーから思い思いの今の気持ちを受け取ると、マイクを通さず「ありがとう!!!」と一言。最高の1日目を終えると同時に、彼女の言葉通り、2日目に参加するメンバーをおおいに悔しがらせたことだろう。


765プロの曲が多かった1日目。果たして2日目はどんなユニット、セットリストなのか、難しいのは承知で予想しながら開演を待ちたい。

(c)窪岡俊之 (c)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.