7日、虎嗅網は記事「カズオ・イシグロのノーベル文学賞受賞、心配する日本人」を掲載した。写真は同氏の作品。

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2017年10月7日、虎嗅網は記事「カズオ・イシグロのノーベル文学賞受賞、心配する日本人」を掲載した。

日本生まれの英国籍作家カズオ・イシグロ氏が2017年のノーベル文学賞を受賞した。日本では人気小説家の村上春樹氏が受賞するかどうかが最大の注目点で、イシグロ氏の受賞は完全な盲点だったようだ。ある大手書店の担当者は、村上氏が今年も受賞を逃したと聞いて肩を落としていたが、イシグロ氏の名前を聞いて慌てて特設コーナーを設けていた。

しかし、日本ではカズオ・イシグロ氏の受賞を懸念する声が上がっている。元日本人、現英国人のイシグロ氏の受賞は、年々衰退する日本の文化状況を象徴する事例ではないかと言うのだ。現在、日本政界の風雲児となっている小池百合子東京都知事は6日の会見でノーベル文学賞について触れ、「一部の研究者は日本から離れている。日本にとって最大のリソースである人材をいかに育てるか、政治が解決すべき問題だ」と話している。(翻訳・編集/増田聡太郎)