【ソウル聯合ニュース】韓国統一部が来年、朝鮮戦争で捕虜になった韓国軍兵士や生き別れになった南北離散家族、拉致被害者に対する北朝鮮の人権侵害について本格的な調査を開始する。統一部が所管する北朝鮮人権記録センターの関係者が8日、明らかにした。

 調査方法や調査項目などはこれから具体化するが、韓国軍捕虜や拉致被害者が北朝鮮で拷問されたのか、朝鮮労働党への入党や職業選択で差別されたのかなどについて調査が行われる見通しだ。

 同関係者は、韓国に定着した北朝鮮脱出住民(脱北者)のうち、北朝鮮で捕虜にされていた人や拉致被害者本人、その家族を対象に調査が行われるだろうと話した。

 離散家族に対する人権侵害についても、朝鮮戦争当時に家族の一部が38度線を越えて韓国入りしたという理由で差別されたかどうかなどが調査される。

 北朝鮮人権記録センターは北朝鮮人権法に基づき昨年9月に設置された。北朝鮮の人権侵害に関する調査や記録を担当する。