インドメディアも久保建英の動向に注目している【写真:Getty Images】

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 U-17日本代表は、8日にU-17W杯のグループステージ初戦・ホンジュラス戦に挑む。7日には森山佳郎監督とキャプテンの福岡慎平が公式記者会見に臨んだ。

 日本以外にも多くのメディアが詰めかけた会見の中で、インド人記者から森山監督に対して久保建英についての質問だ飛んだ。インドでも注目されているといい、「メッシと呼ばれいる」などの情報を盛り込みつつ、久保の印象や役割を尋ねるものだった。

 それに対して森山監督は「非常に視野が広くて、スペースの感覚というか、フリーな場所を見つけて、そこで受けてすっと前を向いて、いろいろな選択肢がある中で的確なプレーを選択できる判断力と技術がある」と、久保の特徴を評価した。一方で主にフィジカル面などに「まだまだ課題も多い」と述べている。

 とはいえU-17W杯に臨む日本代表において、久保は中心選手として期待されている。それ故か、森山監督は「彼にマークが集まることは決して悪いことではない」と指摘する。

「おそらく彼(久保)を潰しにくるような相手の狙いもあると思う」という事実を理解した上で、「そういう中で彼も周りを生かしながら、彼にマークが集まれば、僕たちはいまのところは彼に頼ったゲームをしていないので、他のところにマークが分散して、他の選手がフリーになる」と、ボールを持たない状態での久保の存在の重要性について説いた。

 森山監督は、久保が今年5月のU-20W杯で力を発揮しきれず、悔しい思いをしたことも理解しており、「そのリベンジという意味でも、体をぶつけてくるプレーヤーに対して、それを上回るだけの戦略を持って今大会に来ていると思うので、それは楽しみですね」と期待を寄せた。

 久保に関する質問をした記者に森山監督の印象を尋ねると、「明るく朗らかに、フランクに話してくれて、とても話好きのように見えてよかった」と話してくれた。また、久保のプレーは映像も含めて見たことがなく、ホンジュラス戦当日を楽しみにしているという。親日家の多いグワハティにおいて、スタジアムを埋めるサッカーファンとメディアの心をつかめれば百人力だ。

(取材・文:舩木渉【グワハティ】)

text by 編集部