男子床で白井健三(日体大)は15.633点で2大会連続3度目の金メダルを獲得【写真:Getty Images】

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世界選手権種目別・床運動で3度目V…広がる称賛「シライが再び床のキングに輝いた」

 体操の世界選手権(カナダ・モントリオール)は7日(日本時間8日)、種目別決勝が行われ、男子床で白井健三(日体大)は15.633点で2大会連続3度目の金メダルを獲得した。同一種目別で優勝3度は日本人初となる快挙を海外も反応。「まばゆい輝きを放った」「圧倒的だった」と絶賛している。

「ひねり王子」と呼ばれた床のスペシャリストが輝いた。

 白井は、自らの名前がついたH難度「シライ3(後方伸身2回宙返り3回ひねり)」を決めるなど、圧巻の演技を披露。演じ切ると、両手をポンポンと2度叩いて左手でガッツポーズを繰り出した。表情に浮かんだ笑み。これが、いかに納得の演技だったかを示していた。

 表示されたスコアは15.633点をマーク。大本命に推された昨年のリオデジャネイロ五輪ではミスが響いて4位に終わっていたが、本領を発揮し、表彰台の真ん中に上ってみせた。

FIGは演技をノーカット掲載、海外メディアも速報「まばゆい輝き放つシライが金メダル」

 国際体操連盟(FIG)が公式Youtubeチャンネルでノーカット掲載するなど、白井の会心の演技は世界に反響を呼んでいる。

 FIG公式サイトは「Kenzo the king on Floor」と見出しを打って報じ、「個人総合で銅メダルに輝いたシライは、2013、2015年に続いて再び床のキングに輝いた。あっと言わせるほどに高難度の構成の中に、自身の名前も冠した技も織り交ぜ、決勝では圧倒的だった」と絶賛している。

 さらに、海外メディアも速報。英公共放送BBCは「まばゆい輝きを放つシライが、床で金メダルを獲得」と伝え、米NBCスポーツは「ケンゾウ・シライが世界選手権・床運動で輝きを放つ」と報じている。

 個人総合では銅メダルを獲得。日本のエース・内村航平が予選で棄権した中、オールラウンダーとしても才能を見せつけていた。モントリオールの地で躍動する白井。世界の注目を集める男の、さらなる躍進が楽しみだ。