「(妻から)金をもらって暮らしている。パチンコとかして遊び回っている」――茨城県日立市の県営アパートで母子6人が死亡した事件で6日、県警に殺人容疑で逮捕された自称会社員の小松博文容疑者(32=同市田尻町)は知人にこう漏らしていたという。

 知人らによると、小松容疑者は数年前、3階建て鉄筋アパートの1階に引っ越してきた。築40年近い2LDK(61平方メートル)で死亡した妻(33)、長女(11)、長男(7)、次男(5)、双子の三男(3)、四男(3)と7人で暮らしていた。家賃は世帯収入によって、月1万7600〜3万4600円と幅があるという。

「小松容疑者は肩とか足に入れ墨をしており、仕事が長続きせず、職を転々。車好きで何台も買い替え、昼間から車をいじったりしていたそうですが、駐車場代の月1900円を滞納することもあったらしい」(捜査事情通)

 小松容疑者は知人に、「(妻は)託児所に子供を預けて、薬剤師として働いている」と説明。長女だけは「実子ではない」とも話していた。長女も小松容疑者のことを「お兄ちゃん」と呼んでいたという。

「小松容疑者は6月ごろから日立市内の自動車修理会社で働き始めましたが、先月29日ごろから妻の体調を理由に出勤しなくなったそうです。どうやら小松容疑者には“DV癖”があったらしい。近所に聞こえるほど大声で夫婦げんかをすることもあったといいます」(地元マスコミ関係者)

 小松容疑者は6日午前4時半ごろ、自宅で長女をメッタ刺しにして殺害した。部屋に火を付け、午前5時すぎ、車に乗って日立署に出頭。妻と離婚することが決まっていたという報道もある。

「自首した小松容疑者はその時、震えた様子だったといいます。死亡した6人は全員、同じ寝室で倒れていた。長女以外の5人にも刃物で刺されたような傷があり、いずれの遺体も血まみれだったそうです」(前出の捜査事情通)

 妻のものとみられるSNSには9月11日付で、福島県のスパリゾートハワイアンズで仲良さげにしている5人姉弟の画像がアップされていた。ごくつぶしのヒモ親父に殺害されたのだとしたら、本当に浮かばれない。