大興奮に包まれたサン・ホセのスタジアム。コスタリカは来夏、4年前のように鮮烈な印象をロシアでも残せるか!? (C) REUTERS/AFLO

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 10月7日(現地時間)、ロシア・ワールドカップの北中米カリブ地区予選が行なわれ、コスタリカが1-1でホンジュラスと引き分け、2大会連続5回目の本大会出場を決めた。

 残り2節で勝点1を加えればロシア行きという状況でホームゲームを迎えた2位コスタリカ。しかし、ホンジュラスもストレートインの3位、プレーオフ圏内の4位の座をアメリカ、パナマと争っている最中であり、敵地といえども負けられない状況にあった。
 
 そういった事情の両者が真っ向からぶつかり合い、試合は選手も観客もヒートアップしたなかで進んでいく。スコアはなかなか動かなかったが、66分、サン・ホセのエスタディオ・ナシオナルが沈黙に包まれる。ホンジュラスが先制したからだ。
 
 キオトが左サイドをドリブルで突き進みながらクロスを上げると、これを中央でエルナンデスが頭で合わせてゴールネットを揺らす。レアル・マドリーの守護神ナバスにとっても、ノーチャンスの一撃だった。
 
 さらに荒っぽさを増した試合はこのまま進み、いよいよ6分間のアディショナルタイム(AT)へ。コスタリカは再三、ボールをゴール前まで運ぶものの、懸命に守るアウェーチームの前に決定的な場面を作れない。
 
 しかし95分、ついに待ち望んだ瞬間が訪れた。背番号10のキャプテン、B・ルイスが右サイドで2人を抜き去ってクロス。これに合わせたワストンのヘディングシュートはゴール右隅に決まり、土壇場でコスタリカが同点としたのである。
 
 長い歓喜、そしてスタジアム中が大興奮に包まれた状態で試合は間もなくして終了し、コスタリカは13番目の本大会出場国となった。
 
 一方、ホンジュラスは最後の最後で勝点2を取り逃がすことに。前日にアメリカがパナマを下して3位に浮上していただけに、何とかリードを守り切りたかったところだが、結局、4位パナマと同勝点の5位で最終節を迎えることとなった。
 
 10日の最終節、アメリカは最下位トリニダード・トバゴとアウェーで、そしてパナマは2位コスタリカ、ホンジュラスは首位メキシコとそれぞれホームで対戦する。
 
◇本大会出場国
開催国:ロシア
欧州:ベルギー、イングランド、ドイツ、スペイン
南米:ブラジル
北中米カリブ:メキシコ、コスタリカ
アフリカ:ナイジェリア
アジア:イラン、日本、韓国、サウジアラビア