ニュージーランド戦では不完全燃焼に終わった久保。ハイチ戦ではどのような起用になるだろうか。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部

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 ニュージーランド戦から一夜明けた10月7日、日本代表は試合が行なわれた豊田スタジアムで軽めの調整で汗を流した。
 

 勝利こそしたものの、消化不良の印象は否めなかった。3トップの右ウイングで先発し、78分間の出場時間を得ながらさほど大きなインパクトを残せなかった久保裕也にとって、ニュージーランド戦は自身のイメージを上手くパフォーマンスに落とし込めず、もどかしさが残ったようだ。練習後、2連戦の初戦を振り返り、次のように語っている。
 
「昨日も話しましたけど、もう少し自分でシュートに行く場面を増やせたら良かったと思う。(少しワイドに開いてもらうイメージだったのか?)中に入って行くと、ディフェンスラインの選手が5枚揃っていて多かった。なるべく外に開いて受けたいなと思ってましたけど、タイミングよく中に入って行けばよかったかなとも思う」
 
 確かにニュージーランドを終始押し込んでいたとはいえ、大迫勇也が「もっと崩す形を増やさないと」と言い、武藤嘉紀も前線の連係について「(監督からは)『中に入って来い』という話でしたけど、全部中だと崩せない。監督の話を聞きながら、選手が判断すればいい」と話し、修正の余地があることを認めている。
 
 久保自身も「良い距離感でやれた時もありましたけど……、でももっと良い距離感でプレーできると思う」と、どこか歯切れが悪い。前線の3人は異口同音に、連係面での課題を口にしている。ただそれでも、「(連係は)だんだん良くはなってきている。回数も増えてやりやすくなっている」と、まったく手応えがないわけではない。
 
 また連係面とともに、もっと貪欲にゴールへ向かっていく必要性も感じている。
「やっぱりチャンスが増えれば、それだけ(ゴールの)確率も上がるんで。(ニュージーランド戦では)僕も1本打ったくらいしかないので少ないと思う」
 
 ハイチ戦に向けて、「とにかくシュートに持っていきたいし、チャンスを作りたい」とゴールへの意欲を語った久保。指揮官はメンバー発表時に、2試合を別のスタメンで臨むことを示唆しているが、出番が訪れれば不完全燃焼に終わった初戦のもどかしさを吹き飛ばすべく、「ゴールの確率を上げる」プレーを見せるつもりだ。

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