ロッベンは84分に勝ち越しのPKを決めた。この後、アディショナルタイムにもオランダが1点を加えるも、ソルナではスウェーデンの攻撃力が爆発していた……。 (C) REUTERS/AFLO

写真拡大

 10月7日(現地時間)、ロシア・ワールドカップ予選が各国で行なわれた。

 まず、アフリカからようやくロシア行きを決めた国が生まれた。ナイジェリアである。前節に勝点3差をつけていた2位ザンビアとの直接対決に臨み、73分にアーセナル所属のイウォビが挙げたゴールを守り切って、3大会連続6回目の本大会進出を果たした。
 
 こうしてグループBは決着。アフリカは5つのグループの首位のみが本大会へのチケットを手にできるが、他グループを見ると、Aの首位チュニジアは2位コンゴDRと勝点3差があり、最終節は最下位リビアが相手ということで、こちらも予選突破の可能性はかなり高い。
 
 しかし他の3グループは、いずれも1、2位との勝点差は2以内にある。Dではセネガルがカーポベルデに勝って首位浮上。同じく勝利した南アフリカとの勝点差は4あるが、両国は最終節に加え、2節が再試合となったことで、2つの直接対決を残しており、南アフリカが最下位から首位へ駆け上がることもあり得る。
 
 続いて欧州。グループAでは、フランス、スウェーデン、オランダの上位3チームがいずれも勝利を飾った。
 
 フランスはマテュイディの決勝弾でブルガリアに1-0の勝利。1994年アメリカ大会予選で「パリの悲劇」を味わった相手を敵地で下し、最終節(10日)ではベラルーシをサンドニに迎えることとなった。
 
 スウェーデンはルクセンブルクに大量8得点で圧勝。これにより、可能性がほぼ潰えたのがオランダだ。ベラルーシに敵地で3-1と勝利して勝点上では可能性を残したものの、スウェーデンとの得失点差は12、総得点は7と広がったことで、最終節のホームでの直接対決では7点差以上での勝利が必要に……。
 
 EURO2016に続いての予選敗退が濃厚となってきたオランダ。かつて、74年西ドイツ大会、78年アルゼンチン大会と連続準優勝を飾った後、世代交代に失敗して長く表舞台から姿を消したことがあったが、歴史は繰り返されてしまうのか。
 
 Bでは、首位スイスがハンガリーを5-2で下し、2位ポルトガルはC・ロナウドの先制点を含む2ゴールでアンドラ戦を制している。勝点3差の両国は10日に行なわれる最終節、リスボンで対峙。得失点差ではポルトガルが8リードしている。
 
 最後に、すでにベルギーが予選突破を決めているHは、ギリシャとボスニア・ヘルツェゴビナが2位争いを展開しているが、前者が敵地でキプロスを2-1で下したのに対し、後者はベルギーとの撃ち合いの末に3-4で敗北。10日の最終節では、それぞれジブラルタル、エストニアが相手ということで、ギリシャが極めて有利となった。

◇本大会出場国
開催国:ロシア
欧州:ベルギー、イングランド、ドイツ、スペイン
南米:ブラジル
北中米カリブ:メキシコ
アフリカ:ナイジェリア
アジア:イラン、日本、韓国、サウジアラビア