4日、韓国の大型連休を機に福岡を旅したとみられる韓国人から、同地のバスに関する不満がネット掲示板に短く書き込まれ、反響を呼んでいる。写真はソウルのバス停、バスの接近情報を知らせる電光表示板がある。

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2017年10月4日、韓国は正月と並ぶ重要な名節である秋夕(チュソク。中秋節)の連休の真っただ中、これを機に日本旅行を楽しんでいる韓国人からはネット上に日本での体験談などが続々と投稿されている。そうした中、福岡を旅したという韓国人から、同地のバスに関する不満がネット掲示板に短く書き込まれ、反響を呼んでいる。

投稿者が巡ったとみられる福岡市中心部は西鉄バスの「福岡都心100円バス」エリアが設定されており、このエリア内であればどのバスに乗っても1回運賃100円で利用可能だ。エリア内には観光客が多く訪れる博多駅や中洲、天神なども含まれ、慣れない観光客にも比較的使いやすい路線バスシステムと言えるだろう。

しかし投稿者は「100円バスがあるといっても、初めての人間にはどれがそれなのか区別できない」と指摘、また「何番バスが何分後に到着する」と示す表示板すら「すべてのバス停にあるわけでもない」と、旅行者にとっての利用の不便さを挙げた。ソウルなど韓国の都市部では、バスの接近情報を知らせる電光表示が各バス停にあることが当たり前になっている。そうした点と比べて福岡のバス事情には驚いたようで、改めて「韓国の公共交通は本当に世界トップだと感じた」とつづった。

他のネットユーザーからも日本のバスなど公共交通に関する不満が聞かれ、スレッドには「バスを降りる時にいちいち運賃を精算するのも面倒だし慣れない」「地下鉄も韓国と違って運営会社が複数あるから乗り換えが大変」「東京もソウルのバスほど便利じゃない。地下鉄で比べても、東京は圧倒的に不便、複雑、高い」といった指摘が並ぶ。

またこうした不便さについて「鉄道オタクの国ではバスはイマイチということかな」「日本はバスの利用率が高くないし、公共交通も地下鉄や鉄道に重点を置いて整備されているからね」「確かに日本の鉄道はすごくいいけど(その分、お金もかかるけど)、バスは韓国の方が上だね」など、その理由を推測するコメントも。

一方では、そんな日本のバスにも韓国より優れた点があるとして、「日本の配車時間の正確さは徹底してる。運転も韓国みたいにめちゃくちゃじゃなくて安全運転だよ」「日本でバスに乗って韓国に帰ると、運転が本当にひどいことが分かる」と指摘するものや、「韓国だって田舎の公共交通は最悪だよ」との声もあった。(翻訳・編集/吉金)