イベント前に囲み取材に応じた山本彩

 NMB48山本彩が7日、都内で、セカンドソロアルバム『identity』発売記念イベントをおこなった。イベント前には報道陣による囲み取材にも応じ「一生歌い続けていきたい」と音楽を一生の活動にしていくことを誓った。

 今作はファーストアルバムから約1年ぶりとなる作品。前作に引き続き、亀田誠治がプロデュース。いきものがかりの水野良樹などが楽曲提供で参加している。

 手探り状態だったというファーストアルバムに対し、今作は「自分らしいものが明確になったという意味ではこれがファーストアルバムと言ってもおかしくないという気持ち」と自信をのぞかせた。

 今回、水野など多くのミュージシャンが参加していることについては「まだまだセカンドで作曲自体も未熟なところだらけなんですけど、こうして私の曲作りに手を差し伸べてくれるのはものすごくありがたいと思います」と感謝の言葉。

 収録曲のなかには、阿久悠さんの歌詞に、水野が作曲した「愛せよ」という楽曲もあるが「本来ならば、私が阿久悠さんの詞を歌える(ような)時代ではない。こういった機会を頂けて、しかも水野さんに楽曲を。水野さんへの楽曲提供のお願いも私の意思でしたので、ダブルで…」と感慨深く語った。

 アルバムを引っ提げたツアーも10月20日に始まる。「ライブを意識して考えた曲が多いので、CDとは違うライブでの楽しみ方を(提供したい)」と意欲を示した。

 また、ソロとグループでの活動の違いについては「全然違いますね。メンバーがいるとその分、みんなの適材適所といいますか、頼れるところもあるけど、(ソロだと)自分が引っ張ってそういうものを作っていかないといけないという責任感が…」と吐露した。

 話題はグループの卒業にもおよんだ。「(卒業は)常々考えています」としながらも、その時期については「まだはっきりとしたところまで踏み出せていない」とした。

 ただ、卒業後の展望として「一番はこうあってやりたいことを協力して下さって音楽をやれていて、昔からシンガーソングライターを夢見て来たので一生音楽は続けたい」とも。

 また、山本が描く歌詞には恋が多いと問われると「基本的にネガティブで根暗なので、それがどうしても曲に表れてしまうところはあります」とし、うまくいかない恋も描かれているが? という問いには「必ずしもそれが恋愛感情というじゃないけど、人生において、私自身常にうまくいかないこととかの悩みが楽曲制作に気持ちとして出てくる」と明かした。

 自身をネガティブとたとえた山本だが、記者から「とてもネガティブに見えない」と返されると「え! そうですか! 本当ですか! めちゃくちゃネガティブです」と驚いた様子もみせた。

 この日のライブは自身初のインストアライブ。アコースティックギターとキーボードの編成で、自身は歌に専念。いしわたり淳治との共作歌詞で自身作曲、亀田誠治編曲の「JOKER」など4曲を披露。伸びやかな歌声でファンを魅了した。

 ライブの模様を紹介した記事は後日、掲載します。【取材・撮影=木村陽仁】