大きいお胸さん、天敵の季節がやってきました…。そう、バストが大きい方にとって、秋冬特有のモコモコ、ふわふわ素材は太って見える。「バストが大きいとイイじゃない!」と言われようとも、太って見えたらやっぱり残念ですよね。今回は、そんなバスト大きめさんにオススメする太って見えないニットの着こなしテクニックをご紹介します。

イラスト、文・角侑子

【スタイリストの体型カバーテクニック術】vol. 41

ニットは “落ち感” を重視して選ぶ

バストが大きい方にとってピタピタなニットは、余計に太って見えてしまうNGアイテムですよね。しかし、オススメできるものもあります。それが、“落ち感” のあるニット。落ち感というのは、下に重心があるダボっとしたシルエットのことを指します。上半身よりもお腹周りにボリュームが来るようなロング丈のコクーンニットや、肩線が二の腕周りにあるドロップショルダーが相性の良いニットの特徴です。ニットを購入する際は、まず落ち感を意識して選びましょう。

編み目は粗く、リブ編みがベスト!

ニットは編み目の細かさによって、見える雰囲気や印象がガラリと変化します。編み目が細かいほど、キュッと引き締まって、滑らかな肌触りと上品さが出てきます。反対に編み目が粗いと、ざっくりとした手触りとカジュアル感のある印象に。

バストが大きい方は、比較的、編み目の粗いざっくりニットのほうが、相性が良いとされています。編み目の細かいハイゲージニットは滑らかな質感なぶん、生地が薄く柔らかいため、バストラインのシルエットを目立たせてしまいます。反対にざっくりしたニットは編み目ひとつひとつが浮き立ち、立体感が出るのでボディラインを目立たせない効果があるのです。

なかでも、細かい縦線が特徴的なリブ編みがバストラインを上手にカバーしてくれますよ。

襟はVネックかボートネックでルーズ感をプラス

襟周りは肌が見えたほうがスッキリした印象になります。なので、Vネックもしくはボートネックのどちらかでニットは統一してください。ただし、Vネックはあまり襟周りが開き過ぎると谷間が強調されてしまうので、デコルテの中心部のくぼみ辺りまでの開き具合を意識して選んでください。

襟周りがボートネックのニットの場合、着丈はロングではなくショート丈を選ぶのが正解。ハイウエストのパンツやスカートで足長効果のあるコーディネートを。

編み地やシルエットで似合うニットを選ぼう

ニットは厚い生地だからバストが大きい私には似合わない!と決めつけるのはもったいないです。ニットの特性を知り、どうすればバストをスッキリして見せられるかを研究してコーディネートをすれば十分ニットアイテムを着こなすことができます。

今回ご紹介した3つの点を意識して探せば、きっと相性の良いニットアイテムに出逢えますので、ぜひバスト大きめさんは探してみてくださいね。