ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ【写真:Getty Images】

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史上最高額ドラ1右腕ストラスバーグが驚異の縦スラで3球三振…MLB公式「触れることできない」

 米大リーグで幕を開けたプレーオフの地区シリーズ。ナショナルズの初戦を託されたスティーブン・ストラスバーグ投手は鋭すぎる変化球を投じ、空振り三振を奪取。MLB公式は「説明不要。触れることはできない」と絶賛し、公式ツイッターで動画付きで紹介すると、ファンに反響が広がっている。

 6日(日本時間7日)のカブス戦。ストラスバーグが初回1死で迎えたのは、今季29発を放った右の強打者ブライアント。しかし、わずか2球で追い込み、3球目に投じたのは変化球。これが、18.44メートルの間で驚異の軌道を描いた。

 思い切り腕を振って右手から放たれた白球は、外角低めのストライクゾーンに沈むスライダーかと思いきや、打者の手元で視界から消えるようにタテに落ちた。想像以上の変化にバットはボールの上を通過し、捕手はバウンドするスレスレのところで捕球。圧巻の3球三振を奪ってみせた。

 ストラスバーグといえば、2009年のドラフト全体1位でナショナルズに指名され、ドラフト史上最高となる4年総額1510万ドル(約16億5600万円)で契約。そんな超逸材が初回から演じた驚異の空振り三振にネット裏のナショナルズファンは、いきなり熱狂し、球場は大歓声に包まれた。

 すかさずMLB公式ツイッターも「説明不要。触れることはできない」と最大級の賛辞とともに動画を紹介。スロー再生で流れる映像ではいかに落差が大きいか見て取れる。実際に見たファンに驚愕を与えていた。

 初戦の大役を託された右腕は10三振を奪い、7回3安打2失点(自責0)と力投。しかし、打線の援護が1点もなく、試合は0-3で敗れた。ただ、まだ星を一つ落としただけ。ここから世界一へ向け、逆襲の余地は残されている。