米首都ワシントンの連邦議会議事堂で、公聴会に出席するティム・マーフィー下院議員(2014年3月25日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】妊娠中絶反対派でありながら自身の愛人に中絶を迫っていたティム・マーフィー(Tim Murphy)米下院議員(65)が6日、共和党指導部に議員辞職願を提出した。

 マーフィー議員は、後期妊娠中絶の違法化を推進していたにもかかわらず、不倫関係にあった心理学者のシャノン・エドワーズ(Shannon Edwards)氏に妊娠中絶を求めていたことが発覚し進退窮まっていた。

 昨日まで、来年の中間選挙には出馬しないがそれまでは議員を続けると語っていたマーフィー議員だったが、6日に議員辞職願を提出。党指導部のポール・ライアン(Paul Ryan)下院議長は「今日の午後、10月21日付で議員を辞職するとのティム・マーフィー下院議員からの辞表を受理した」と声明で発表した。

 ペンシルベニア(Pennsylvania)州選出で下院議員8期目のマーフィー議員は妊娠中絶反対派からの支持が高く、妊娠20週以降の中絶をほぼ全面的に禁止する法案を下院に提出していた。

 ほぼ共和党の主張に沿った同法案は3日に下院を通過。上院にも同様の法案が4日に提出されているが、民主党が阻止戦術に出ており上院での通過は困難とみられている。
【翻訳編集】AFPBB News