米アラスカ州コディアックで行われた最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の発射実験の様子。米ミサイル防衛局提供(2017年7月30日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米政府はサウジアラビアに最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」を150億ドル(約1兆7000億円)で売却することを承認した。米国務省が6日、明らかにした。

 国務省は声明で「この売却は米国の国家安全保障と外交政策の国益を促進し、イランなど地域の脅威に直面するサウジアラビアおよび湾岸地域の長期的な安全を支援するものだ」と述べた。

 高度なレーダーシステムを備え、米軍の兵器の中で最も高性能な迎撃ミサイルシステムの一つであるTHAADは、既にサウジの隣国カタールとアラブ首長国連邦(UAE)に提供されている。

 サウジアラビアが長らく待ち望んでいたこの取引への許可が出た前日、サウジのサルマン国王(King Salman)はロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と会談し、ロシア最先端の高性能地対空ミサイルシステム「S-400」購入の仮契約を交わしていた。
【翻訳編集】AFPBB News