ロシアの首都モスクワのクレムリンで会談するサウジアラビアのサルマン国王(左)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領(右、2017年10月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】サウジアラビア国王として初めてロシアを訪問したサルマン国王(King Salman)は5日、ロシアの首都モスクワ(Moscow)の大統領府(クレムリン、Kremlin)でウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と会談した。サウジの国営軍事企業が会談後に明らかにしたところによると、サウジ側はロシアから最先端の高性能地対空ミサイルシステム「S-400」を購入するとともに最先端技術の移転を受ける内容の仮契約書に署名した。

 この合意の下でサウジアラビアはS-400のほか、コーネット(Kornet)対戦車誘導ミサイルシステム、多連装ロケット弾発射システムなどの購入に向かう。両国は自動小銃カラシニコフ(Kalashnikov)とその弾薬のサウジアラビア国内での生産やサウジ国民の教育訓練プログラムについても合意した。

 国営軍事企業、サウジアラビア軍事産業(SAMI)はこれらの合意について「サウジアラビアの軍と軍需産業の成長と発展において極めて重要な役割を果たすことが期待されている」と述べ、こうした合意は目に見える形で経済に貢献して多くの直接雇用を生む上に最先端技術の移転にもつながり、サウジの軍事支出の50%を国内に向けるための触媒としての役割も果たすと指摘した。
【翻訳編集】AFPBB News