テスラ、Model 3をいまだ260台しか生産できず。 仮にずっとこのペースなら、予約最後尾の納車は340年後ぐらい
電気自動車のテスラが、7月に生産を開始したModel 3がいままでにまだ260台しか生産できていないことを発表しました。生産開始前の時点で37万台を超える受注があったことを考えると、この生産ペースは致命的な遅さです。
Model 3は約3万5,000ドル(約400万円)という、われわれ庶民でも手が届く価格設定が魅力の普及モデル。テスラはModel 3の生産開始にあたり8月に約100台、9月1,500台、12月には月産2万台、2018年には週あたり1万台が生産目標になると予測していました。

ところが、10月2日にテスラが投資家へ宛てた文書には「生産上のボトルネック」が生じているために、生産台数が伸びていないことが記されていたとのこと。テスラは文書のなかで「サプライチェーンを含め生産体制に根本的な問題はなく、何を修正すべきかもわかっているため、この問題は短期間で解消される」としつつも、修正すべきものが何なのか、年内または2018年の生産予測に修正が必要なのかは明らかにしていません。

一方で、テスラはModel SとModel Xの販売が順調なことをアピールしています。Model 3の260台を上乗せした四半期の合計生産台数は2万5,930台で、前年同期比4.5%のプラスです。ただModel SやModel Xでそこそこの割引もしくは前払いキャンペーンなど仕掛けてのこの数字が、2018年以降EV生産に乗り出すジャガー、アウディ、そしてメルセデスやポルシェを迎え撃つのに充分なのかは気がかりなところです。テスラの株価はここ3週間で10%ほど下落しています。

7月のModel 3納車開始時、「最初の1台を譲ってもらったよ」とツイートしていたイーロン・マスクですが、可能ならその1台も予約待ちの顧客に譲るべきかもしれません。

[Image : Bloomberg via Getty Images]

※こちらの記事はEngadgetから許可を得て掲載したものです。

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