FW久保建英(FC東京U-18)が初戦に向けてギアを上げる

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 U-17W杯インド2017が開幕し、8日の第1戦ホンジュラス戦まであと2日。U-17日本代表のFW久保建英(FC東京U-18)は「一端のチームとまではいかないけど、それに勝るとも劣らないくらいの団結力はあると思っている」と、発足から約2年半のチームの積み上げに自信をのぞかせた。

 この日は練習前に対戦相手ホンジュラスの映像を見て、初戦に向けてのイメージを膨らませた。お互いのプレーの特長を理解し合うこのチームは「試合の中で臨機応変にコミュニケーションができる」。築き上げてきた連係にも不安はない。

「発足当時から大人しい選手、戦えない選手はいらないと言ってきた」とは森山佳郎監督の言葉。U-17日本代表は“戦える選手”の集団だ。“戦う”ことの定義について聞かれた久保は「自分にとって戦うっていうのは後悔しないこと。逃げずに自分と向き合って、相手に負けていないという感触を、試合が終わったあとに自分の中で感じたい」と自身の言葉で持論を展開した。

 一挙手一投足に注目が集まる“久保フィーバー”は止まらない。日本の未来を背負い、世界からも熱視線が注がれる現状を16歳はどう捉えているのか。この質問には「正直、大会が始まってうまくいかなくなったらプレッシャーになっちゃうと思う」と率直に明かす。

「自分の結果次第で全てが変わっちゃうので、いい緊張感を感じながらプレーできる。これからもサッカー選手としてやっていくには注目されるのはいいこと。自分はあまり好きじゃないけど、注目してもらっている以上は結果で応えなければいけないなと思います」

 大きな重圧を背負いながら戦う久保は注目選手としての矜持を持ち、周囲からの期待を力に変え、本大会での躍進につなげてみせる。

(取材・文 佐藤亜希子)


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