攻撃を組み立てる日本代表MF小林祐希(ヘーレンフェーン)

写真拡大

[10.6 キリンチャレンジ杯 日本2-1ニュージーランド 豊田ス]

 ピッチに送り込まれたのは後半15分。投入直後にシステムは4-2-3-1-から4-1-2-3に変更されると、日本代表MF小林祐希(へーレンフェーン)はインサイドハーフの位置に入って攻撃のタクトを振るった。

「『周りが気持ち良くプレーできるようになると、最後に自分のところにボールがこぼれてくる』というのが、自分がサッカーをやる上での合言葉みたいに思っているので、まずは自分ではなく周りを活かし、上がってきた選手を気持ち良く使うことを意識した」

 相手の“間”に顔を出してはボールを呼び込み、周囲の仲間が前線に駆け上がろうとすればボールを預ける。リズムを生み出そうとするだけでなく、後半40分には左サイドを突破したMF乾貴士(エイバル)からパスを受け、左足の強烈なシュートで自らゴールを脅かしたが、相手GKに阻まれてしまう。しかし、本人は「あそこに入っていくことが大事。PAの中にいたということはプラスに捉えたい」とポジティブに捉えた。

 積極的にボールに絡んでリズムをもたらしたものの、「相手も疲れていて間延びしていたし、プレスバックも弱かった」と相手の動きが鈍くなっていたことを理由に挙げ、自己評価は「最低限のことはやったと思う」と話すにとどめた。

(取材・文 折戸岳彦)