バイエルン、新監督はハインケス氏に決定…4年ぶりに“3冠体制”が復活

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 バイエルンは6日、新監督にユップ・ハインケス氏が就任したことをクラブ公式サイトで発表した。契約は2018年6月30日まで。

 バイエルンは9月28日に、前日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節でパリ・サンジェルマンに完敗したのを受け、カルロ・アンチェロッティ前監督を電撃解任。10月1日のブンデスリーガ第7節のヘルタ・ベルリン戦はアシスタントコーチのウィリー・サニョル氏が一時的に指揮を執っていた。

 現在72歳のハインケス氏は、4度目のバイエルン監督就任となった。現役時代にも活躍したボルシアMGで監督としてデビューし、1987−88シーズンからバイエルンの指揮官に就任。1991年10月に退任するまで、2度のリーグ制覇に導いた。その後はフランクフルト、レアル・マドリード、ベンフィカ、シャルケなどを経て、2009年に5試合の暫定指揮でバイエルンに復帰。その後、2011年に再び復帰すると、2012−13シーズンにはドイツ史上初の3冠(ブンデスリーガ、DFBポカール、チャンピオンズリーグ)を達成。そして同シーズン終了後に監督を引退していた。

 また、ハインケス氏の就任に伴い、3冠を達成した当時のコーチ2名も復帰。FW宇佐美貴史が所属する2部デュッセルドルフでコーチを務めていたペーター・ヘルマン氏と、8月に正式オープンしたユースアカデミー・パフォーマンスセンターを率いていたヘルマン・ゲアラント氏が、同じく今シーズン限りでの契約でアシスタントコーチに就任している。

 ハインケス氏はクラブ公式サイトを通じて、「バイエルン以外のクラブでは復帰しなかっただろう。私の心のクラブだ。ファンのために、成功を取り戻すべく、コーチらと一緒に全力を尽くす。この挑戦がとても楽しみだよ」と意気込んだ。

 カール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)は「ユップ・ハインケスとバイエルンは素晴らしい信頼関係を築き上げている。監督のオファーを受けてくれたユップに感謝したい。彼はこのタイミングで理想の監督だ」とコメントしている。