5日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「人民解放軍新鋭戦闘機に乗って亡命したパイロット、台湾で病没」を掲載した。元人民解放軍パイロットの孫天勤氏が先日、台湾三軍総医院で病没した。孫氏は1983年に亡命した。

写真拡大

2017年10月5日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「人民解放軍新鋭戦闘機に乗って亡命したパイロット、台湾で病没」を掲載した。

元人民解放軍パイロットの孫天勤氏が先日、台湾三軍総医院で病没した。享年は80歳。孫氏は1983年、当時の最新鋭戦闘機ミグ21に乗って韓国ソウルに着陸。中国から亡命した。父親が文化大革命で批判対象となった。父親の問題で孫も飛行停止処分を受けたという。文化大革命終結後に飛行停止処分は解かれたが、孫は亡命を決めた。

ソウル到着後、身柄は台湾に移された。戦闘機隊副大隊長の要職にあった孫氏は人民解放軍に関する多くの機密をもたらしたという。孫氏は台湾で大変な歓待を受け、大佐の階級を与えられたほか、7000両(約260キログラム)の黄金という報奨金も与えられた。台湾空軍総司令部情報署副組長官まで昇進し、定年を迎えた。(翻訳・編集/増田聡太郎)