イニエスタは契約延長の会見で、バルセロナへの感謝を口にした。 (C)REUTERS/AFLO

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 稀代の天才司令塔は、その選手キャリアをブラウグラーナのユニホームに捧げる。現地時間10月6日、バルセロナは公式サイトで、スペイン代表MFのアンドレス・イニエスタと生涯契約を締結したことを発表した。
 
 12歳でバルサ・アカデミーに入り、研鑽を積んだイニエスタは、2002年10月29日のチャンピオンズ・リーグ(CL)・クラブ・ブルージュ戦でトップチームでのキャリアをスタートさせた。
 
 その後、バルサ一筋でプレーを続けてきたイニエスタは、8度のリーガ・エスパニョーラ制覇と4度のCL優勝など、リオネル・メッシと並んで、クラブ史上最多となる合計30個のタイトル獲得に貢献してきた。
 
 イニエスタとバルサの契約については以前、現地メディアが、当人がバルサでの将来に迷いを感じているとして、(2018年6月までの)契約を延長しないと報じたこともあったが、このたび、ついにサインに至った。
 
 公式サイトで契約更新を発表したバルサは、「ラ・マンチャ出身の男は、これまで639試合に出場し、クラブ歴代2位の数字を誇っている。また2015年の夏からは主将ともなり、チームのシンボルとなった」と、褒めちぎっている。
 
 愛するクラブと永遠の契りを交わしたイニエスタは、同日中に記者会見を行ない、「バルセロナはどこよりも素晴らしいよ」と語り、さらに喜びのコメントを残している。
 
「僕はファンとクラブに感謝の言葉を持っている。12年間も共にやってきて、それを振り返ると震えるね。本当に言葉では言い表せないほどに感謝をしているよ。ここは僕の家だ」
 
 現在33歳で、体力的な事情からベンチを温めることも少なくないイニエスタは、引退後のことについても触れ、「将来はもちろん、サッカーに携わっていきたい。でも、バルサと長期的に何かをやっていくという考えに至るのは、少しリスキーかもね」と明かしている。
 
 しかし、「そこまで深く考えてはいないんだ。僕へのプレゼントは、サッカーをやる場だ。まだベストを尽くすよ」とも語り、これからも長くプレーを続け、多くのファンを楽しませることを誓った。