87分、日本は倉田の代表初ゴールで勝ち越し。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 キリンチャレンジカップ2017の日本代表対ニュージーランド代表の一戦が10月6日、豊田スタジアムで19時20分キックオフで行なわれ、日本が2-1で勝ち切った。

 日本代表のスターティングメンバーは、GKに川島永嗣、DFは右から酒井宏樹、吉田麻也、槙野智章、長友佑都という顔ぶれ。ボランチには右に山口蛍、左に井手口陽介が入り、トップ下には香川真司が起用された。前線の3トップは右から久保裕也、大迫勇也、武藤嘉紀と並んだ。

 雨が降りしきる中でのキックオフとなった試合は、立ち上がりから日本が前線からのアグレッシブな守備でリズムを掴む。5分には吉田からの縦パスに反応した久保が右サイドを抜け出し中央へ折り返すと、これに大迫が飛び込むが惜しくもシュートを打ち切れず。

 さらに8分、日本はCKの流れから、こぼれ球を拾った香川が右足のシュートを放つも、右ポストを叩きゴールには至らない。日本はその後もボールを支配し、ニュージーランドのゴール前に押し込む展開が続く。

 21分、日本はカウンターからチャンスを掴み、中央の香川にボールが渡る。香川からのラストパスを受けた武藤がペナルティエリア内に切り込み、左足でシュートを放ったが、これは枠を外れた。さらに23分には、再び香川がゴール中央からシュートを放つが、クロスバーを越えてしまう。日本は再三のチャンスを生かすことができない。

 逆にニュージーランドは29分、カウンターからウッドが抜け出し、左足のシュートを放つ。これは枠を外れたが、日本は危ないシーンを作られた。

 日本は33分、GK川島からのロングフィードからチャンメイク。敵陣中央で大迫が空中戦に競り勝つと、縦に抜け出した久保が左足のシュート。しかし、またしてもシュートは枠を捉え切れない。

 さらに43分、左サイドから長友がクロスを上げると、大迫が打点の高いヘディングシュートを放つが、わずかにクロスバーの上を越えた。

 前半は互いにゴールを奪えず、0-0で折り返した。

 日本は、メンバー交代をせず、後半をスタート。そして立ち上がりの50分、日本はペナルティエリアの手前から山口がシュートを放つと、これが相手選手のエリア内でのハンドを誘発。日本にPKが与えられる。このPKを大迫がしっかりと沈め、日本が先制点を挙げた。大迫は6月15日のアウェー・イラク戦以来のゴールとなった。

 しかし日本は59分、右サイドをロハスに破られ、クロスを上げられると、中央でウッドにヘディングシュートでゴールネットを揺らされ、同点とされてしまう。

 日本は同点となった直後に、大迫に代えて杉本健勇、香川に代えて小林祐希を投入。さらに70分には武藤に代えて乾貴士を投入した。

 日本は乾、小林のゲームメイクによってリズムを掴んでいく。74分にはゴール前でパスを受けた杉本が左足で狙っていくが、シュートはゴール右に外れた。

 78分、日本は久保に代えて浅野拓磨を投入。さらに81分、井手口に代えて倉田秋を入れた。

 ボールを支配する日本は、ニュージーランドを自陣に押し込むが、ゴールが遠い。85分には、乾と小林の連係から、ラストパスを受けた小林が強烈なシュートを放つが、GKの好守に阻まれてしまう。

 それでも日本は87分、スムーズなパス回しから乾が左サイドを持ち上がると、中央へ鋭いクロス。これを酒井宏の折り返しに倉田が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。日本が勝ち越しに成功する。

 日本は、終盤、遠藤航を投入し、逃げ切りを図る。結局、スコアは2-1のまま動かず、日本がニュージーランドを下した。

【PHOTO】日本対ニュージーランドの美女サポーター