杉田は壮絶なストローク戦の末、ベスト4ならず[楽天ジャパンオープン]

写真拡大

「楽天ジャパンオープン」(10月2日〜10月8日/日本・東京/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、杉田祐一(三菱電機)がアドリアン・マナリノ(フランス)と対戦。杉田は壮絶なストローク戦の末、2-6、4-6で敗れた。試合時間は1時間51分。

杉田にとってマナリノは、今年4回目の対戦という因縁の相手。今年の「ウィンブルドン」ではフルセットの末、杉田が敗れている。会場は満員、杉田の活躍を一目見ようと多くの観客が集まった。

試合は序盤から、緊張感のあるストローク戦。杉田は的確なコースをつき、第2ゲームいきなりのサービスブレーク。良い立ち上がりを見せた。ところが直後の第3ゲーム、杉田は0-40のピンチを迎えた。そこからデュースまでいき粘りに粘ったものの、ブレークバックを許した。その後、第1セットはマナリノの戦術が上回り、杉田はセットを奪われた。

第2セットはデュースが何度も続き、ここぞの場面で1ポイントを争う戦いに。

第1セット、杉田がダブルフォルトを3度してしまう不安な立ち上がりだがなんとかキープ。第3ゲームでもピンチを迎えるが、相手を左右に揺さぶるストロークと、鮮やかなサービスエースで守りきる。

すると続く第4ゲームで杉田にチャンスが。このゲームだけで9回のデュースと壮絶なゲームになったが、その間、左右だけでなく前後にも揺さぶってからのパッシングショットを決めたり、絶妙なロブショットを決めた杉田がブレークに成功。

ここからはブレークの応酬。杉田はさらに1ブレークするものの、マナリノが3ブレークと上回り、最後は6-4でマナリノが勝利を決めた。

どちら勝ってもおかしくない試合だった。スコアは2-6、4-6だが試合時間が2時間近くとなったように、第2セットはストローク戦からのデュースの攻防がずっと続く試合だった。

勝利したマナリノは、準決勝で第1シードのチリッチと対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」ベスト8でマナリノに敗れた杉田祐一